旅は人生を変える何かがある。 | 東川真之オフィシャルブログ「SANE's Wonderful Life !!」Powered by Ameba

東川真之オフィシャルブログ「SANE's Wonderful Life !!」Powered by Ameba

俳優東川真之の日々の記録。。
どうせ死ぬならやりたい事を!!
日々前向きに!!

まずは「幹事の器」にご来場いただきありがとうございます!!

今回も多くの素晴らしい出会いに感謝。。

次回舞台は7月末になります!!



というわけで、今日から日本にいません!!!


目的はルーマニア、シヴィウ国際演劇祭参加!!

とはいってもキャストではなくスタッフとしての参加となります。

実はEUジャパンフェスという事務局が選抜試験を行っていて、2月に小論文など久々に書かされ、何とか通過させていただきました!!

渡航費滞在費など出して貰えて、世界各国のパフォーマンスが全部無料で見れるという、演劇人にとっては夢のような仕事なのです!!!


ルーマニアといえば、1989年、チャウシェスク独裁政権とその崩壊が有名で、その際のチャウシェスク処刑の映像で東欧民主化を世界に知らしめた。

いわゆる軍事政権下のルーマニアでは、その想いを表現する手段は芸術しかなかったわけで、演劇や様々な芸術によって解放していたのだ。


といっても、これは日本の築地小劇場発祥と経緯は大差ないはずで、つまり、日本が当時軍事政権下だったころ、それに対する想いや、権力に対する反発を芸術という分野でしか発散できなかった。だからこそ、当時の演劇は、エンターテイメントというよりも、人々の心の叫びや、想いの結晶であったはずなのだ。


いま、演劇はエンターテイメントによりがちだ。

いやそれは、常に迷走しているというか、自分の中でも、エンターテイメントなのか芸術なのか、という迷いがたくさんある。

今の平和な日本において、そもそも心の叫びの結晶である芸術が生まれるのだろうか、そんな舞台をやってもそれは時代錯誤なのではないか、むしろ人々の癒し楽しみのエンターテイメントに寄った方が時代の潮流にあっているのではないか、様々な感覚を常に感じている。


そんな中、つい20年前までそんな状況にあったルーマニアにおいて、おそらく日本の演劇界の最初のルーツと同じような芸術といわれる演劇がそこにはあるかも知れない、そんな思いで、今回どうしても参加したかったのです。


演劇祭自体は5月23日~6月4日ですが、僕らスタッフの滞在は5月14日~6月14日です。

Wifiの通じる限り、毎日更新していこうと思っています!!

しかも今回、実はルーマニア観光局や演劇祭へ勝手に働きかけて、先日ニュージーランドへ一緒に行ったTV制作会社の取材費用を全部出して貰って、TVで放映されることになることがほぼほぼ決まっているのです!!

これについては本決まりでないのでまた決定したらご報告します!!


と、、、、まだ4月10日。。。

いや実はこの選抜試験、なぜか絶対に受かると勝手に思っていた自分は、おとといまでの舞台以降あえて仕事を入れていなかったのです!!

というのは、バックパッカー大好きなのでルーマニア入りする前に適当に旅していこうと決めていたのです!!


旅には人生を変える力がある、本当にそう思っている。


とにかく今日、羽田からクアラルンプールに飛びます!!!

あとはほぼほぼ未定!!

バングラディッシュとインドには仕事と予定があるので一応何日までに寄らないといけないなどはあるけど。


というわけで、本日23:45発のエアアジアに乗り、たった今プリントアウトした航空券とパスポートを持って行ってきます!!


こちらも毎日旅行記をアップ予定!!!


それでは、約3か月、日本さようなら!!!