市議会議員選挙とマーケティング
マーケティングに関するユーチューブ動画が面白い。小山竜央(りゅう先生)が超有名人だ。ライン友人登録したら、「ユーチューブ集客の教科書」という著書が送られてきた。9月に泉南市議会議員選挙がある。選挙もマーケティングの応用であることが分かる。企業にあたるのが、政党であり候補者だ。商品に当たるのが、人物と実績と政策だ。顧客にあたるのが、有権者だ。顧客台帳にあたるのが、支持者台帳であり、これが肝心要である。顧客が増えれば企業は儲かる。支持者が増えれば、選挙に勝つのだ。〇〇市議選で、再選を目指した〇〇候補を応援していた私の知り合いが、「〇〇候補の支持者台帳は4年前と全く同じものだった。この4年間、支持者訪問、支持者拡大がロクにされていない。落選するのが当たり前だ。」と言っていたが、企業であれば即倒産というわけだ。
さて、マーケティングとは何かといえば、一言で言えば売上を上げるための「流れ」を作っていくということだ。選挙で言えば、当選するまでの「流れ」を作っていくということだ。どちらも「流れ」というストーリーを作っていく作業なのだ。泉南市議会議員選挙で言えば、1000票獲得すれば最下位当選は可能だ。投票率を考えれば2000人の確実な支持者を獲得できれば当選できるのだ。
マーケティング要素で重要なのは、コンセプトメイキング(切り口)だ。市議会議員選挙で言えば、2000人の確実な支持者を獲得するための切り口で良いのだ。「トレンド」(流行)を考えて、候補者の人物、実績、政策の切り口が明快でなければならない。いかに良い商品であるかを明快に見せなければならない。見せ方で最良なのは、ドブ板各戸訪問だ。候補者自らが1軒1軒いわば訪問販売の要領で会話して、候補者本人を見せて、握手することだ。2年前の泉南市長選挙では、7期当選した元市会議員で反維新の候補者と共に、私は地元地区まわりをした。各戸訪問で分かったことは、市長候補の〇〇さんと初めて話をしたという人が大半だったことだった。うーん、これでは維新候補に勝てないことを実感した。
さて、チャットGTPをしのぐ最新のAI(Perplexity)に市会議員選挙で当選する方法を尋ねてみた。その回答はというと、
(基本戦略)
「ターゲットを絞る: 地方議会議員選挙では、複数の議員が当選するため、特定の票数を獲得することが重要です。例えば、定数が15の場合、投票総数の15分の1を獲得すれば当選できます。したがって、特定の地域や団体をターゲットにして、支持を集める戦略が有効です。
地域密着型の活動: 自分の地元や出身地での活動を強化し、地域住民からの支持を得ることが重要です。自治会や町内会の推薦を得ることも有効です。
支持者の投票率を上げる: 全体の投票率よりも、支持者の投票率を意識することが重要です。支持者が確実に投票するように働きかけることが求められます。」
という回答(2024,8,8)だった。