547「ザイム真理教、書いてはいけない!」ゆるゆる宗教雑記帳

ゆるゆるその1
いつも最初にお断りしているのですが、内容は私の極めて独断による見解ですので、ご了解ください。

今回は、ゆるゆる宗教雑記帳ということで話します。日本をだめにした宗教は何かと問われれば、3つあげます。一つはオウム真理教。言うまでもなくカルト宗教で地下鉄サリン事件を引き起こしました。カルト教団であったオウム真理教の被害者救済に尽力されていた坂本弁護士一家殺害事件が起きた時に、一般警察はろくに捜査をせず、公安警察もオウム真理教を泳がしていました。

警察は、松本サリン事件の際に河野義行さん(松本サリン事件被害者)を逮捕する冤罪事件まで引き起こしました。その結果、地下鉄サリン事件が起きたのです。2つ目は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)。安倍元首相をはじめとする自民党政治家と結託して霊感商法をはじめ悪辣な献金集めを行いました。

三つ目は、ザイム真理教です。森永卓郎さんが、「ザイム真理教」「書いてはいけない」の2冊の本で、(フォレスト出版)明らかにしていますが、日本経済を破壊し続ける巨大カルトです。
そんなカルト教団があるのかというと、あるのです。

江田憲司議員の国会質問で、財務省が答えています。「江田憲司議員「個人の金融資産は」財務省「2141兆円」江「国と企業の資産は」財「9704兆円」江「ほぼ1京円。対外純資産は」財「418兆円」江「外貨準備は」財「189兆円」江「経常収支は」財「20兆円」江「お金があるのに自民党は取る所から取らず防衛増税し保険料を上げる」これが事実。」((https://x.com/umekichkun/status/1795743222632943938 参照 2024年5月31日))

巨大カルト教団は何かといえば、それは財務省なのです。教義は、「財政再建」「国民負担率増加のための増税」(各種税・社会保障負担が国民所得に占める割合増加のための増税)、国民負担率は2022年度には47,5%、ちなみに1980年度は30,5%だった)「緊縮財政の推進」の三位一体の神である。社会保障のために消費税引き上げが必要だと言って、実際は大企業の法人税引き下げのために使うのです。もともと直接税を減らし間接税を増やすというのが趣旨、社会保障のためは後付。

「日本は世界最大の借金を抱え、財政破綻が国民生活の破錠をもたらす」といって恐怖心を植え付けて、増税や社会保険の負担増を正当化する手法は、カルト教団そのものなのです。
2020年度末で国は1661兆円の負債があるとしか言いません。同時に資産が1121兆円あるとは言いません。差額分が国の借金ということになりますが、誰から借りているかといえば、「国債」という名で国民から借金をしているのです。日銀が2023年度末で国債を576兆円保有しています。日銀に国債を借り続ければ元本を返す必要はなく、政府が日銀に払う経費はわずかで、国債はほとんど通貨発行益なのです。よって現在、国は借金がゼロという状況なのです。

ではなぜ、財務省は国民には増税、国民の負担率を増やそうとするのかといえば、大企業、財界から評価されるからだ。天下り先が用意されるからだ。
カルト教団たる財務省には手下に税務署を持っている。財務省に逆らう者には、税務署を使って税務調査を行って、まず嫌がらせをする、それでも従わないものには追徴課税をでっち上げてことまでするのだ。

森永卓郎さんいわく、財務省が手を伸ばしてこないのは、自分以外にはれいわ新選組の山本太郎だけだそうだ。れいわ新選組は消費税ゼロを公約に掲げているから、言うだけ無駄だと考えているだろうとのことだ。
森友学園事件に際し、極悪人の犯罪者である公文書改ざん、国有地払い下げ背任罪に当たる佐川理財局長は、国税庁長官に抜擢され、退職金を受け取って退職させておいてから、停職3か月の懲戒処分にして国民の批判をそらしたのだ。
森永さんは、ザイム真理教問題を解決する秘策として財務官僚に対して終身の雇用保障を与えれば、財務省による日本経済の破壊は食い止められると書かれているが、そういう手もありますね。金はやるから、これ以上悪事を働くなという方法ですね。

ゆるゆるその2
「書いてはいけない」のあと2つは、ジャニーズ事務所性加害問題と日本航空123便墜落事件です。
旧ジャニーズ事務所に関しては、被害者救済に関して国連の人権理事会「ビジネスと人権」作業部会」が、弁護士費用を被害者に出させるなど、救済を求めている被害者のメンタルケア、補償を巡る費用負担に問題があることを指摘しました。マスコミは、いまだにタブーがあるのかきちんと報道していません。
日本航空123便墜落事件に関しては、自衛隊が訓練の誤射が原因で、日本航空123便に損傷を与え、米軍が横田基地着陸を許可していたのに着陸させず、さらに平地のレタス畑に着陸させる事も可能だったのにも着陸させなかったのが墜落事件の真相であるということが書かれています。
私は、森永さんの指摘が真実だと考えています。森永卓郎さんの「ザイム真理教」「書いてはいけない」の2冊の本を広く読まれることを望んでいます。