物心がついた頃から
暴力がある家庭だった。
母から暴力はあったとしても
母は何らかの愛情を与えて
くれていたと思う。
例えば、忙しい中、
夜な夜な手作りの洋服を作って
もらった事がある。
黄色の花柄のワンピース
袖にレースが付いていた。
沢山写真も撮ってくれていた。
だから例え包丁を投げられても
母親が大好きだった。
母に嫌われたく無かった。
母の機嫌ばかり気にしていた。
娘の為に洋服を作り
笑顔で抱きしめてくれる母
その反対に怒り狂った表情で
包丁を投げつけたり
耳がキンキンする声で怒鳴る母
そして父から殴られ
顔や腕に青アザが沢山出来ている母…
18才で結婚し、
23才で私を生んだ母
まだ若かった母
苦労はしただろう…
母の味方だった。
物心ついた頃には父親に対する
嫌悪感がハンパ無かった。
父親=汚い
男=汚い
私が何かだらし無い事をすると
母は
『パパみたくなるよ』
コレが口癖だった。
今思うと
洗脳レベル…
いくら父が子供嫌いでも…
これでは当たり前のように
母の味方になるし…
父になつかなかったのも
当たり前かな…
父親似の私は自分の顔が
嫌いで仕方が無かった。
現在私には子供がいないが
どんなに夫婦仲が悪くても
子供に絶対言っては
いけない言葉だと思います。
今でも『父親』と言う存在が
分かりません
子供の頃
友達の家に遊びに行って
友達が父親に抱っこされたり
なついている光景を見て…
衝撃を受けた事がありました。
ここの家…
おかしい…
まぁ、
おかしいかどうかなんて
正解は無いんですけどね…
でも友達の家に行くと
不思議な感覚になったのを
覚えています。