好き嫌いを書くことについて
我々は、名のあるメディア、プレス、音楽評論家、音楽ライターではなく、
何の影響力も無い単なる一素人にしか過ぎないのですから、
このちっぽけなしがない自分のブログでバンドやアーティストの好き嫌いを書くぐらい別に構わないですよね。
そんな些細な行為にいちいち反応するのは無粋でしかないです。
「好き」はいいけど、「嫌い」と書いたらそれを好きな人が読んだら不快になるから書くべきではないと、もっともらしい正論のように聞こえる意見を主張する人が多いですけど、そんなのはただの偽善的まやかしでして、
それだったら「好き」って書いたってそれを嫌いな人が読んだら不快に思うわけですから「好き」も書いてはいけないということになります。
「嫌い」とは書かず「苦手」と書くようにしているという小細工をしたからといって、「好き」って書いてしまったら水の泡ということです。
以上の通り、「好きはいいが嫌いはダメ」というのは正論のように見えますが実は薄っぺらなハッタリだということです。
鵜呑みにして騙されないように。
ただし、「不快にさせないように好き嫌いは書くな」と主張している人達に対して嫌いという感情はありません。
真面目な人達なんだなと思うだけです。
自分のブログにバンドやアーティストの好き嫌いを書くのは自由であり、書き手側には別に何の問題もありません。
問題があるとすれば読み手側の方でして、自分の好きなバンドやアーティストの悪口を言われたと感じたらすぐに目くじら立てる心に余裕のない社会性の未熟な人が世の中にはいます。
誰でも語っていい有名人、バンド、アーティストについてたかだか一素人が言ったことに対していちいち怒りを覚えるような器の小ささ、神経質さでは有名人、バンド、アーティストのファンはやめた方がいいんじゃないの?って思ったりしますけど、まあ、そういうわけにはいきませんね(笑)。
その手の人の特徴は、怒ってしか反論できないということと、自分と違う意見に対する純粋な反論ではなく、自分と違う意見を発した人物に対して敵意・反感を抱き、その人物の悪口を言い誹謗・中傷する個人攻撃に走ってしまう傾向が強いということです。
つまり嗜好の違いと人間関係は別だということを分かっていないんですよね。
心に余裕のある人達の間では、お互い、相手の意見を尊重する姿勢がベースになっていますから、嗜好の違いが良好な人間関係に悪影響を及ぼしたりしません。
たかだか一個人の素人のブログです。
自分のブログに好き嫌いぐらい自由に書かせて欲しいものです。
あれはあかん、これはあかんという縛りがあって自由に書けなかったら面白くないじゃないですか。
「不快にさせないように好き嫌いは書くな」というルールの押し付け自体が人々を不快にさせているんですよね。
まあ、普通に考えたら、
何を好きであろうと、何を嫌いであろうと、その人の自由なのに、
それを見聞きした赤の他人が怒り出すって非常に荒唐無稽なことですよね(笑)。