鈍った鈍らない。
ではなく
そもそも自分にソレが在ったのか。
なレベルで
【ワカラナイ】
表現に遭った。
【何も見えない】
── 否。
【視界の中に在るのに感じない】
表現を前に
静かに。でも、確実に。
【empty】
に侵されていく自分を持て余した。
身体を透過するような無風。
快も不快もない凪。
伝えようとしている事実があるのに
把握出来る現実がソレである違和感。
伝えようとしてくれてるのに
何ひとつ受け止められない罪悪感。
誰ひとり手を抜いてたワケじゃない。
皆ちゃんと全力でそれぞれの表現に対峙してた。
ただそれが
個々のベクトルが
解決出来ない何かに藻掻いている時のように
何故か内側に
ただひたすら個々の自己に
向かっているようだと
俯瞰で見るもうひとりのアタシが。
散らばるようなベクトルが
アタシをちぐはぐにしたまま
与えも奪いもしない音と声を前に
ソコに居るのに居ない ──
笑うコトも泣くコトも困惑するコトも出来ない
無表情な自分を覗いてる自分が。
センサーなんかアテにはならない。
俯瞰の自分も夢かもしれない。
見えないモノを感じるコトより
見えるモノを見るコトを。