ナキタカッタンダ、キット。溢れて溢れて溢れて零れた。 何かが溢れて ―― 涙が零れた。 きっと、泣きたかったんだ。 一人で泣きたかったんだ。 誰かの体温を感じない場所で それに浸って泣きたかったんだ。 多分....きっと。 魂を揺らす音が 心を掴む唄が 思わず零れた涙が 膝を抱えていられるベンチが 海からの夜風が 灯りに光る夜の波面が 何かを浄化してくれたと思える そんな湾岸の真夜中です。