
時に自分を捉えて離さなくなる、情熱にも似た熱い想い。
短絡的だということは誰よりも自分が一番よく知っている。
それでもその、切ないくらいに甘美な夢想を捨てることなどできはしない。
── 「此処ではない何処かへ、今。」
今すぐにでも此処から解放されたい自分がどうして其処を目指すのか
理由など探れぬまま、とにかくただひたすら kinoto に向かって歩を進めた。
ステージの上の彼に逢えば何か変わるかもしれない。
この排他的な気分も少しは落ち着くかもしれない。
誰かや何かに支配されたくはないけれど....誰かや何かに縋りたくはないけれど。
結局、到着してすぐに彼の人と対面してもロクに挨拶もできず
十数センチ先の人様の体温に吐き気がして逃げ出したくなって
それでも最後までハコの中に留まって
彼の人の声に包まれて少し呼吸して
だけど、やっぱり最後も挨拶すらままならずに会場から逃げ出して。
それでも、さ。
彼がまた逢いたい人だというのは確かなようですわ。
LOVE SONG が苦手で、永遠なんか信じていないアタシでも
根底に流れているであろう悲哀に揺らぐのかもしれない。
彼が唄う愛の唄だけは許容できるみたいだと再認識。
―― My 2 Days の Day 1、終了。
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