最近、南直哉さんの本にはまっています。
私自身、生きづらくて、今までずーっと悩みが多かったので、南さんが書いている文章が私の気持ちを代弁してくれているみたいで、どんどん引き込まれていきます。
「あー、それそれ!、それが言いたかったんです!」と叫びたくなる言葉が随所にあって、興奮して何度も何度も読み返しています。
「悟り」は開けない (ベスト新書)
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この本の中から、引用します。
p195~
私は「夢」「希望」「個性」「前向き」「積極的」を強調し、それらをけしかける社会(過剰な市場化社会)は、必要以上に人間を疲弊させると思います。
では、どうすればいいか。
一案は、「幸せになるのをやめる」ことです。
思うに、「幸せ」とは目標ではなく、結果です。「幸せになりたい」と目指すものではなく、「幸せだなあ」と結果的に思えることです。だから、「幸せになりたい」と言いだすと、雲をつかむような話になるか、「幸せ」などと言うまでもない話になるわけです。
ならば、ことさら「幸せ」を言わなくてもよい。まずは幸せになろうと思うのをやめ、幸せとは何かを考えることもやめればいいと思います。それが現在を取り戻すということです。
とかく人は、「幸せになろう」と前のめりになり、「幸せにならなければならない」というプレッシャーを受けがちです。そんなことがなぜ必要なのでしょう。
いちいち「今日は幸せだったな~」と思わなくても、「ああ、一日終わったな。」で十分です。朝になったら、「今日も一日が始まったな」でいい。振り返ったときに、積み重なったものを見て、「まあまあかな」と思えたら上出来です。その上、「幸せ」だの「自己実現」だの・・・。余計なお世話と言うものでしょう。
いやはや、「幸せになるのをやめる」なんて、考えたこともありませんでした。
「これが、お坊さんの言うことなのか?」と度肝を抜かれますが、じっくりと自分の中で反芻していくうちに、じわじわと心にしみてくる感じがあります。
「幸せになるのをや~めた」と思ってみようかな?
簡単なような、難しいような・・・。
とりあえずですね~
「幸せ」を考えるとき、このPVを見るのがいいかも。
私、これを見ると、結構元気になれます
この曲、夫とデュエットしてみたいんだけど。
♪人それぞれのささやかな計画
気の持ちよう 価値観しだいで
そこに幸せがあるんだったら
それぞれの趣味に走ればいいじゃん♪
そうだな~、明日は休みだから、二度寝する計画、もしくは昼寝する計画だな。
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