ご無沙汰しております。
朝3時から病院にきてJOSKASのスライドを仕上げております。
本日誕生日を迎えたSandyはジャスト40歳。。。。
「おっさん確定」となりましたが、前向きにやってきます!
この40歳にて区切りのブログ。
最後のブログです。
いま、新宿医大スポーツ藩は、整形外科に7人の新入医局員を迎え、楽しく忙しく毎日を過ごしています。
最後から三番目のブログはブラジルから。
最後から二番目のブログは香取棟梁代表へ。
最後のブログは
誕生。
『アントラーズスポーツクリニック』
ニュースでご存知の方もいると思いますが、夏にアントラーズは『聖地鹿島スタジアム』にスポーツ整形のクリニックをオープンします。
アントラーズスポーツクリニック
メディアに出るまでみなさんに情報を出せなかったため、報告が遅れて申し訳ありませんでした。
サッカーの魔力にとりつかれたスポーツ藩のサッカージャンキー医師(清水DR談)たちはみんな、フットボールの現場を走り続けます!
日本代表だったり
アントラーズだったり
フウガだったり
フットサル代表だったり
FC琉球だったり
KOソッカー部だったり
だったりだったり。。
現場第一のスポーツ藩は、ピッチでの仕事を大切にしています。
棟梁も常に、
「現場が一番。」と。
しかし、現場に365日24時間いると、チームと選手にはプラスとなるのですが、スポーツ医・外科医としてはレベルダウンする可能性が高いというジレンマと戦っています。
医療の世界、特にスポーツ整形のドクターは
「現場維持は後退」という厳しい世界。
多くの患者さんと対峙し、
多くの手術に挑み、
多くの論文を読み、
多くの情報を入れ、
多くの症例を経験し、
ときには難しい場面にぶつかりながら、
多くのことを学ぶ。
自分自身の成長が、チームへの貢献につながる。
そして得た「最高の医療」をチーム・選手に届ける。
届け続ける。
このインプットとアウトプットの連続が我々には不可欠です。
自分達は成長しながら、チームと選手に最高の医療を届けなければいけない。
現場、ピッチだけでは最高のチームサポートは成り立たないのです。
実はこのジレンマ。
日本特有のジレンマでもあります。
北米、欧州、南米はチームドクターが自分で手術をする外科医であることが稀です。
スポーツフィジシャンなどのと呼ばれる、スポーツを専門とした「手術をしないスポーツ医」がいます。
彼らは「現場のプロフェッショナル」
であり、
「手術治療のプロフェッショナル」
ではありません。
ドクターは手術をしないチームドクターでした。
彼らはチームを現場でマネージメントしながら、治療が必要となれば、治療が得意なドクターに選手を送ります。
これから、日本でもいわゆる、チームフィジシャンという分野が出てくると思います。
いわゆる、診断、primary care、メディカルマネージメントの専門家です。
日本ではチームドクターがスポーツフィジシャンと整形外科の両方の分野で仕事をしているのが現状です。
自分自身はそのスタイルが好きですし、理想です。
アントラーズが鹿島スタジアムにスポーツクリニックを立ち上げたことで、
われわれはチームドクターがチームにいる環境が整いつつあります。
毎日、チーム以外のスポーツ選手達を治療しながら、チームと一緒にスタジアムにいる。
チームの選手達は怪我をすれば、すぐにクリニックで3.0テスラでリアルタイムに診断し、治療へ。
東京医科大学は現在、鹿島アントラーズと
「メディカルアライアンス」契約を結んでいます。
東京医大のスポーツ藩と連携して、、
常にチームと一緒にいられる新しいスタイルになれれば面白いかと企んでいます!
インプットしながらのアウトプット。
そのためにはチームの力が必要。
いわゆる、チームワーク。
みなさんのチカラを頂き、
アントラーズスポーツクリニックを開設し、
東京医大スポーツ藩で診療を続け、
手術まできっちりやりきる。
Jリーグではクラブが立ち上げたスタジアムのクリニックはこれが初めてです。
スタジアムに人が集まり、チーム医療を地元鹿島に還元する。
この船がどこにいくのかは、これからの努力とチームワーク次第。
みなさんのご指導を受けながら、
アイデアをもらいながら、
前に進みたいです。
本日、sandyは40歳の誕生日を迎えました。
朝3時に締切に追われている姿は30代となにも変わりませんが・・・・
新宿医大スポーツ藩のブログはこれでひと段落。
伝えたいたいことは沢山ありますが、
40代の10年間の目標は決めました。
戦国時代だったら死ぬまであと10年。
今できることを全力でやってみようと思います。
ブログという形での情報発信はこれで終わりですが、
情報発信は続けていく努力をしていきます。
新宿医大スポーツ藩。
これからもよろしくお願い致します!
道を真っ直ぐ進んでみます、、、
そして、大切なことの優先順位を間違えることなく、
生きて行こうと思います。
40歳の誕生日に家族からは
アントラーズカラーの素敵な革財布と手紙をもらいました。
仕事が忙しくてもこの財布をみて、家族を思い出し、頑張ろうと思います。
あすか、ロナ、ネイマ、
ありがとう。
パパは茨城県にいる時間がながくなっても頑張ります!
ボアソルチ!