癌の治療では手術や抗がん剤の投与がありますが、入院前におすすめなのは歯医者さんに行くことです。
その理由は感染症の予防につながるから!
癌の治療で起こる身体の変化を知ると、先に歯医者さんで歯石除去がしたくなりますよ。
入院前の癌患者が出来る感染症の予防は口腔ケア!
近々、本格的に癌治療を始めるため、手術の前に歯医者さんで歯石除去をしてきました。
口腔ケアをすることは、癌の治療にとっても有意義なんですよ~
それは癌患者に多い感染症の予防につながるからです。
歯石には多くの細菌が潜んでいて、これらが感染症を引き起こす事もあります。
癌患者が亡くなる理由は癌そのものが原因ではなく、感染症が多いというのは多くの本に書かれています。
そんな怖い感染症を防ぐために、身体の動く今のうちに歯医者さんへ行っておく事をおすすめします。
感染症の原因と口腔ケアが必要な理由
癌の治療に使われる抗がん剤は、細胞が活発に活動している部分が特に影響を受けます。
身体の中で活発に細胞が活発(細胞分裂)しているのは、骨髄や口の中、生殖器系などありますが口の中は特にダメージを受けやすいそうです。
抗がん剤治療で考えられる副作用として口内炎が挙げられますが、これは口の粘膜がダメージをうけてバリア機能を失いバイ菌が悪さをするからです。
唾液もバイ菌の繁殖を防ぐ役割をしていますが、抗がん剤を使っていたりすると分泌量が減ってきます。
すると口の中が乾燥しやすくなり、バイ菌の繁殖に好都合となり結果的に肺炎を起こしやすくしたり、歯周病をや虫歯を助長します。
肺炎は年間で約12万人が命を落とし、日本人の死因の第三位。
これを防ぐのがいかに大切な事か分かります!
寝たきりで口腔ケアをしていない人や出来ない人の口の中は真っ黒になるほどだそうです。
なんだかゾッとする話ですが口腔ケアを放置しておくとそれほどまでひどくなるんですね~
歯医者の口腔ケアがおすすめな3つの理由
理屈は理解出来ても、歯医者へ出かけるのが面倒という方も多いと思います。
そこで定期的に歯医者へ出掛けたくなるようなおすすめな理由を紹介します。
まず第一の理由は歯石除去すると『口の中がスッキリ』と気持ちよくなります。
歯の裏面の凹凸の鋭さが分かるほどで、人生初の歯石除去の後の感動は忘れられません!
この感動を受けてから定期的に歯石除去へ通うようになりました。
第二の理由は、『虫歯の早期発見』です。
歯医者=痛いというイメージですが、小さな虫歯はその場で治療が完了して痛みもないのが楽です。
子供の頃に虫歯が大きくなり痛い思いは二度と御免ですね。
しかし、第三の理由が一番歯医者に足を向かせています。
それは『歯科衛生士さんが可愛いから』です。
どんな採用基準でスタッフを採用しているのか分かりませんが、レベル高い人が多い気がします。
歯石除去は背もたれを倒してちょうど膝枕のような感じになります。
ちょっと照れくさい感じもしますが、その状態で優しく丁寧に歯石除去をしてくれ非常に心地よい時間が過ごせます。
さらに歯磨きの指導などもしてくれますし、定期的に顔を合わせるので磨き方が上達するのも分かるようです。
そんな理由もあって入院前に歯医者で口腔ケアをしてきました。
感染症予防のために、ぜひ治療を始める前の口腔ケアを取り入れてみてはいかがでしょうか!