少しだけですが、練習がてらプレイをしていたので、感想などを。

このゲームは、GMTのパンツァーのシステムを流用し、1987年のヨーロッパでの戦闘を再現可能な作戦級戦車戦ゲームです。ただ、現時点では、どちらかというと仮想戦という内容なので、この辺を楽しめる方でないと危険な匂いもあります。

 

概略として、スケールは、ヘクス間100メートル、ターンの時間設定は、15秒から15分と可変になり、登場する兵科も多彩になっています。戦車だけではなく、歩兵、工兵、観測者、自走砲、装甲車、A-10などの航空機、そしてヘリコプターも出てきます。

一番現代戦らしいのは、対戦車ミサイルやロケット弾やSAMもあり、戦車はAP弾系とHEAT系、GP弾系になります。

 

このゲームは、非常に細かいルールが多いのですが、やることは、命令を付与し、射撃か移動かだけになります。ツクダのタンクコンバットシリーズよりプレイは容易かもしれません。

 

いくつか、必ず記憶しないといけない部分もあるのですが、特にだーたーカードの読み方だけはしっかり記憶していないと危険です。

簡単なシナリオをプレイしたのですが、上級ルールを入れてプレイすると、意外と白熱した戦闘になります。

 

単純なのですが、敵が見えるか見えないかということが重要で、ただ見えても当然射撃できないし、次の機会に見えなくなる恐れもある相手の行動を予測できなとプレイは難しそうです。

ガンダムがドムの行動を予測した感じでしょうか。

 

難しいのは、ユニットをカバー下に置くことで、自動ではカバーにならず、ダイス判定がいることです。これを理解していないと、待ち伏せなんかできません。

 

かなり狭いマップでプレイしたのですが、車両が道路上を移動せずに遮蔽物を探しながら移動すると、最悪隣接ヘクスでお見合いすることになります。これは通常起こり得ないのですが、このゲームでは、よくあることみたいです。ただ、その後が恐ろしいですが。

 

結局、視認が重要で、これを生かしたプレイができなとうまいゲームさばきは難しそうです。