この記事はあくまでデモンストレーションであり、
同様の環境での動作を保証するものではありません。 
同様の実験を行うことはおやめ下さい。


 

地上から吹き出す蒸気で温泉卵を調理できる場所があるらしい。 

温泉卵が調理できるなら、SDカードの耐候性実験に最適ではないだろうか? 

噴き出す蒸気で温泉卵を調理しつつ、SDカードの実験に行ってきました。

  

吹き出す蒸気で調理できる小沢の湯


小沢の湯全景

 

電車を乗り継いで、約2時間。静岡県、熱海駅にやってきました。
目的の小沢の湯は噴き出す蒸気で温泉卵が作れるという名所。温度は、82-90度とちょうど良い温度なのです。
何がちょうど良いかというと・・

 

 

そう、サンディスクのSDカードは、-25~85度の温度でも耐えられる耐久性が有るのです。
温泉卵を調理しつつ、SDカードの耐久性も試せる、一石二鳥スポットが小沢の湯なのです。

今日の温度は90度・・ ちょっと、温度が高いような気もしますが大丈夫だと信じて、実験してみましょう。
 


本日の温度90度

 

地元のスーパーで、卵を購入し、いざ実験・・・・。

 

卵以外の調理を禁止します

 

卵以外の調理を禁止・・・・??

 

完全にリサーチ不足でした・・。

禁止されていてはしょうがないので、この日は、温泉卵だけを調理し、SDカードの実験は後日行うことにしました。 調理した卵はその場でおいしくいただきました。

 

温泉卵というより、半熟卵といった仕上がり

 

 

温水とドライアイスで実験

 

小沢の湯で実験する予定が、まさかの卵以外調理禁止ということで、別の日に実験を行うことにしました。
サイトには-25度から+85度まで耐えられると書かれていましたので、低温、高温、両方の実験を行いたいと思います。


低温の実験用にドライアイス、高温の実験用に恒温水槽(一定の温度に保てる水槽)を用意しました。

 

耐熱カップに入れたドライアイス

 

低温実験

 

まずはドライアイスを使用した低温実験から始めます。

 

SDカードonドライアイス

SDカードの温度 -24.9度

 

ドライアイス自体は-79度なのですが、SDカードを載せた状態で、SDカードの温度を測ったところ-24.9度とほぼ実験したい温度-25度と一緒でした。

 

この状態で15分間放置して変化を観察したいと思います。

 

SDカード見た目の変化

 

15分たったSDカードはすっかり真っ白になりときおり、パキ、ピキッという音がしますが、きっとドライアイスか、耐熱カップから発しているのだと思います(希望的観測)

 

続いて高温実験

 

続いて恒温水槽を使用した高温実験を行いたいと思います。
設定温度は85度。 すでに準備万端です。

 

85度に設定した恒温水槽

 

それでは、早速ドライアイスから取り出したSDカードを85度の温水に投入したいと思います。

 

凍ったままのSDカードを温水の中へ

 

プロテクトスイッチ部分から何粒か気泡が・・

 

温水に入れたところ、プロテクトスイッチ部分から、何粒か気泡が出てきました・・
内部に浸水しているのでは・・・? という疑惑もありますが、1mの深さに沈めても大丈夫とHPに書いてあったので大丈夫だと思います。
15分ほど放置したのち、取り出します。

 

再度、低温>高温で実験


万全を期すために、もう一度低温>高温を繰り返します。

 

水滴がついたまま入れたため、初回よりも霜が多い。

 

2回目のドライアイスは、水滴を拭き取らないまま投入したので、初回よりも霜がかなり多くついていて、ラベルが読み取れないほどになってしまいました。
 

同様に15分ほど放置したのち、恒温水槽へ投入します。

 

やはり霜が多い

 

再度、プロテクトスイッチ部分に気泡が。

 

台座にしたコップに泡が入ってしまっているのでわかりにくいですが、やはりプロテクトスイッチ部分に気泡がついているのが確認できます。

この状態で15分放置します。

 

乾燥から動作実験


恒温水槽からSDカードを取り出し、常温になるまで放置します。

 

5分ほど放置したところほぼ室温となりました。

 

そして、いよいよデジタルカメラに挿入し、動作を確認。

 

正常に表示できている!

 

動きました!! 正常にデータが読み込めています! 
-25度のドライアイスでも85度の恒温水槽でも無事耐えました!

 

当初小沢の湯で実験しようと思い、静岡まで行ったにもかかわらず、リサーチ不足で実験ができず、自宅での実験となりましたが、SDカードの対応温度-25度~85度で実験できたのでむしろ良かったのではないかと自分に言い聞かせました・・。

 

実際の使用では、このような環境になることはあまりないと思いますが、炎天下のダッシュボードは80度にもなることがあると言われていますし、寒冷地にお住まいの方は、-20度以下になることもあるのではないかと思います。

 

サンディスクのSDカード、microSDカードの高い耐久性は、プロのカメラマンだけでなく、高温・低温の環境で作業を行う方、夏や冬のアウトドアアクティビティで動画や写真を撮影する方にもオススメなのはもちろん、普段でも大切なデータの保存にも適していることがお分かり頂けたと思います。

ぜひSDカード、microSDカードを選ぶ際は信頼のサンディスク製をお選びください。

 

 

この後、洗濯機で、汚れ多めコースで洗ってみましたが大丈夫でした。

 

 

 

※防水IPX7対応。使用前に、製品が清潔で乾いていることを確認してください。 
耐温度(-25~85℃)、耐衝撃性(5mからの落下試験対応)。
耐X線の詳細は弊社webサイトにてご確認できます。 https://www.sandisk.co.jp/about/proof 

この記事はあくまでデモンストレーションであり、同様の環境での動作を保証するものではありません。 

実際の使用にあたっては取扱説明書をよくご覧のうえご使用ください。