こんばんは、神威です。
久々な更新はPSUショートにて。今宵はマスターのお世話をするパートナーマシナリーのお話を一つ。
<パートナーとして、家族として>
帰る場所を守る少女のお話
クレア:イレインのマスターである女性ビースト。長柄の武装を主に使う。

イレイン:クレアのパートナーマシナリー。家事全般をこなすしっかりものな444型

クレアが主に使うのは柄の長い物、槍や斧、槌といった重量があり扱いが難しいものばかりである。
これらを扱うための鍛錬は日々欠かしていないし、服装も機動性を重視した組み合わせになっている(そのせいで自然とアーミージャケットや軽鎧など男物に近い服になってしまうのだが)。
だからこそ、人一倍に疲れが溜まってしまう。人より何倍もタフではあるが。
「はあぁ~・・・・・・」
ノースリーブにハーフパンツの部屋着に着替えるなり、彼女はベッドに倒れこんだ。斧の振りすぎで肩ががちがちに凝っている。このまま寝てしまおうかと考えたが、それを却下した。
「だらしないな、クレア」
「だらしなくて結構よ。私は疲れた。だから寝る」
「帰ってすぐ寝るな。髪が痛むし肌も荒れる。シャワーでちゃんと汗を流して、身体を洗う事」
「むぅ、イレインは容赦ないわね」
クレアに説教をしているのは、彼女の半分くらいの背丈しかない小さな少女。皮膜の羽を模った髪飾りを付けた444型パートナーマシナリーのイレイン。
しかしこれでは、マスターとパートナーという関係よりだらしない姉としっかりものの妹、という関係だろう(主に神威、クーの感想である)。
実際、この部屋の家事全般、特に掃除洗濯はイレインが主に担っている。食事は全て熾琉がチーム全員分を作っているため、言ってしまえばクレアは家事を何もしていない事になる。
そのため彼女がこの部屋の管理していると言えるので、クレアはお説教を無視できないのであった。
「分かったわ。確かに、このまま寝るとあとが面倒だしね」
そう言ってクレアは部屋を出てシャワールームへ行ってしまった。その後姿を見送った後、イレインはため息をついてタオルや替えの下着を取り出した。
「必要なものくらい持ってから行け。全く、世話の焼けるマスターだ」
物を抱えて、イレインもシャワールームへと足を運んだ。脱衣所にはやはり衣類が散らかっていたので畳んでからカゴに入れ、持ってきたタオルなどを並べた。
水の流れる音が聞こえてくる奥へ振り向き、イレインはさっきまで見せなかった柔らかな表情を浮かべた。
「今日もお疲れさま、クレア」
世話の焼けるマスターでも、ここまで育ててくれたのはクレアであり、彼女に家事のやり方を教えてほしいと頼んだのはイレイン自身だ。
いつも傷だらけで帰ってきても笑ってただいまと言ってくれるクレアのために、できることをしたかった。
何だかんだ言っても、彼女の帰る場所を守る今の生活を幸せに思っている。
誰かのために今、自分が出来る事を。
久々な更新はPSUショートにて。今宵はマスターのお世話をするパートナーマシナリーのお話を一つ。
<パートナーとして、家族として>
帰る場所を守る少女のお話
クレア:イレインのマスターである女性ビースト。長柄の武装を主に使う。

イレイン:クレアのパートナーマシナリー。家事全般をこなすしっかりものな444型

クレアが主に使うのは柄の長い物、槍や斧、槌といった重量があり扱いが難しいものばかりである。
これらを扱うための鍛錬は日々欠かしていないし、服装も機動性を重視した組み合わせになっている(そのせいで自然とアーミージャケットや軽鎧など男物に近い服になってしまうのだが)。
だからこそ、人一倍に疲れが溜まってしまう。人より何倍もタフではあるが。
「はあぁ~・・・・・・」
ノースリーブにハーフパンツの部屋着に着替えるなり、彼女はベッドに倒れこんだ。斧の振りすぎで肩ががちがちに凝っている。このまま寝てしまおうかと考えたが、それを却下した。
「だらしないな、クレア」
「だらしなくて結構よ。私は疲れた。だから寝る」
「帰ってすぐ寝るな。髪が痛むし肌も荒れる。シャワーでちゃんと汗を流して、身体を洗う事」
「むぅ、イレインは容赦ないわね」
クレアに説教をしているのは、彼女の半分くらいの背丈しかない小さな少女。皮膜の羽を模った髪飾りを付けた444型パートナーマシナリーのイレイン。
しかしこれでは、マスターとパートナーという関係よりだらしない姉としっかりものの妹、という関係だろう(主に神威、クーの感想である)。
実際、この部屋の家事全般、特に掃除洗濯はイレインが主に担っている。食事は全て熾琉がチーム全員分を作っているため、言ってしまえばクレアは家事を何もしていない事になる。
そのため彼女がこの部屋の管理していると言えるので、クレアはお説教を無視できないのであった。
「分かったわ。確かに、このまま寝るとあとが面倒だしね」
そう言ってクレアは部屋を出てシャワールームへ行ってしまった。その後姿を見送った後、イレインはため息をついてタオルや替えの下着を取り出した。
「必要なものくらい持ってから行け。全く、世話の焼けるマスターだ」
物を抱えて、イレインもシャワールームへと足を運んだ。脱衣所にはやはり衣類が散らかっていたので畳んでからカゴに入れ、持ってきたタオルなどを並べた。
水の流れる音が聞こえてくる奥へ振り向き、イレインはさっきまで見せなかった柔らかな表情を浮かべた。
「今日もお疲れさま、クレア」
世話の焼けるマスターでも、ここまで育ててくれたのはクレアであり、彼女に家事のやり方を教えてほしいと頼んだのはイレイン自身だ。
いつも傷だらけで帰ってきても笑ってただいまと言ってくれるクレアのために、できることをしたかった。
何だかんだ言っても、彼女の帰る場所を守る今の生活を幸せに思っている。
誰かのために今、自分が出来る事を。