我が家では毎年1kgほど栗を買って、栗ご飯と渋皮煮を作ります。

 

栗。最近はモンブラン専門店なども出てきて、パスタマシンみたいので、細い栗ペーストをふんわりかけて、映えるし美味しそうですよね。一度本当に美味しいモンブランを食べてみたいものです。

 

さて、栗の中身をちょっと見てみましょう。

栄養素的には、

タンパク質、炭水化物、脂質に加え、ビタミンBやCなどのビタミン類、カリウムやカルシウムなどのミネラルが含まれます。

渋皮(鬼皮を向いた薄い皮)にはタンニンというポリフェノールの一種が含まれています。(緑茶や柿にも)

 

栗の渋皮煮を作るときに、重曹でアク抜きをするのですが、

アク抜きが不十分だと、食べたときに舌をさしたりします。これはタンニンの渋味が原因です。

 

栗の性格としては甘くて、体を温める。効用は胃や脾の機能を高め、精気を補い(元気になる)、筋力を強めます。

秋に栗を食べて冬に向けて滋養を取るのは、リスなどがどんぐりをいっぱい口に詰めて巣に持ち帰って、冬ごもりに備える、のと似ていますね。

 

今年も渋皮煮を作ったので、作り方はこちらをベースに。

https://mi-journey.jp/foodie/59775/

 

鬼皮の向き方は一緒。

重曹でのアク抜きは、小さじ1杯を入れて5分煮る ☓2回に変更。

お砂糖は重量の50%と少なめで作りました。

 

施術に来てくれた方に、ちょこっとお出ししましたが、なにげに好評でした。