双極性障害のさんだるです。
ハイシーズンの旅行は、宿の予約戦争から夕飯難民にならない事前のリサーチ等多岐に渡りますね。移動時間とレストランの混雑時間を避けた予定作りなども。
一人旅行でもかなり事前のリサーチはしていく方で、母を連れていく旅行も多かった事から比較的慣れている方だと思っています。
そんな今年の旅行から見えた課題のお話です。
1. 「夫婦旅行に義父を誘うことにした」
もともとは夫婦で伊豆旅行をする予定だったのですが、
途中から義父も誘うことになりました。
夫が親孝行できること、義父と夫の新しい思い出を作れること、自分も「3人で旅行するのも楽しそう」と思っていたこと
から最初は善意から始まった旅行だった。
2. 「旅行の計画は、いつの間にか全部私の仕事になっていた」
伊豆に詳しいこともあって、自分がホテルを探しました。
観光地を決め、食事の場所を決め、時間配分を考え…
何時に切り上げるかまで考えました。
そんな中、
夫や義父から具体的な提案はほとんど有りませんでした。
「参加者」と「運営者」の違いがここで出てきます
たとえば旅行に参加する人は、今日はここに行くんだ、次はご飯だ、このホテルに泊まるんだ、楽しいな、疲れたな。
というふうに、目の前の旅行を楽しんだり、
自分の状態を考えたりする。
一方、旅行を運営する人は、
次はどこに行く?
ここから何分かかる?何時までに切り上げる?
義父さんは疲れてないかな?この店は3人で入れるかな?
駐車場はあるかな?次の予定に間に合うかな?
最終日はどこまで送る?そろそろ帰らないと遅くなるな
って、旅行全体をずっと頭の中で動かしている。
今回この役は私ですね。
今振り返ると、今回の旅行では「旅行に参加する人」と「旅行を運営する人」が分かれていた。
私は伊豆に詳しいから、ホテルを決め、行く場所を考え、食事をする場所を探し、時間を調整した。義父が疲れていないか、次の予定に間に合うかも考えていた。
夫や義父にとっては「次はここへ行く」という旅行だったけれど、私にとっては「次はどこへ行かせるか」を考える旅行だった。
同じ車に乗り、同じ景色を見ていても、旅行中にしていたことは少し違っていたのだと思う。
だから旅行が終わったとき、私は楽しかったはずなのに、妙に疲れていた。
3. 「旅行自体は楽しかった」
伊豆で過ごした時間は楽しかった。
天気晴朗ナレドモ波高シだったんだけど、海水浴もできて夫も義父も楽しんでくれた。夫も親孝行ができた。
夫と義父で色々体験させたり、
2人きりになる時間をとったりした。
「連れてきてよかった」と思う瞬間もあった
だからこそ、単純な「最悪の旅行だった」という話ではない。楽しかったからこそ、最後に感じた違和感が複雑だった。
4. 「最後に義父の家で、私は家族の外側にいるような気持ちになった」
最終日に義父を自宅まで送り届けた。
伊豆→自宅→義父宅の位置関係にあります。
スタバで飲み物を買ったので私は義父宅に着いたら小休憩がてら「お疲れ様会」をするつもりだったのです。
ところが義父は直ぐに荷解きを始めて、
夫は義父のキャッシュレス決済の携帯の設定を手伝いはじめて、夫の弟も義父宅にやってきたのですよね。(深夜です)
私どすっぴんなんですけれど。
気づけば義父宅で夫家族の時間になっていたのです。
そして、
「私はこの家族の中で、ぽつんと置かれたような気がした」
という感覚でした。
5. 「暑くて気持ち悪いのに、夫に気づいてもらえなかった」
義父宅のエアコンが結構前から壊れていたのですよね。
一緒に電気屋に行って私達が使っているやつの説明をしつつアドバイスもしました。
エアコン…替えられてなかったんですよね。
でも一向にエアコンの話はでないし、扇風機回してるし、私には当たってないんだよね。
Askholeなのかな…?
暑くて気持ち悪くなった為夫にメッセージを何度も送ったのですが通知オフだったらしく気づかず。
名前を呼んで携帯を指さしても気づかなかったんですよね。
夫は弟と話していたりなんかしていました。
夫に家族との時間を持つなと言いたいわけではないのですが、私の存在を忘れないでほしかったですね。
バタバタしてるし夫は離れたところでなんかしてるしテーブルの椅子に座ってるのは私だけ。
部屋が暑すぎて吐きそうだから帰りますとも言えないのでとりあえず外に出ました。この状況に呆れたからもあります。
6. 「夫も疲れていた。でも、その疲れを私に丸投げしてほしくなかった」
外に出たら間をおいて夫もついてきたので、
そのまま帰宅することになりました。
外のほうが義父宅より涼しかったの、本当キツかったわ。
夫は「疲れた」「眠い」「ホテルを探して」と不満を言った。そこは夫の地元なのでホテルなら自分で探して欲しいし、お盆に飛び込みなんて空いてるわけ無いだろ…と思いました。
でも疲れていたなら、もっと早く「帰りたい」と言えばよかったのでは?と思います。
自分も旅行の計画や義父への気遣いで疲れていたんですよね、で、いよいよ我慢できなくなって家を出たんですよね…。
夫も疲れていたことは分かる。
でも、私も疲れていたのですよね。
7. 「私はこんなに頑張ったのに、と思ってしまった」
ここで一度、自分の内側に向き合いました。
私は夫の親孝行のために頑張った、そして義父が喜ぶように考えた。旅行を楽しい思い出にしたかった。
なのに最後は、自分だけが気を遣っているように感じた。
そして、
「これは全部、私の自己満足だったのかな?」
という問いが残った。
8. 「善意に見返りを求めると、苦しくなる」
今回の旅行から考えたこと。
頑張ったから感謝してほしい
これだけやったから気遣ってほしい
親孝行に協力したから喜んでほしい
でも、それを相手に明確にお願いしたわけではない。
だから、
「善意として差し出したものに、自分の中で見返りを設定すると苦しくなる」
と気づいた。
「何も期待するな」という話ではない。
夫婦なら、お互いに配慮することは求めていいと思っている。しかし、それ以外には期待しない方が良いと思った。
お金か、何も期待しない代わりに配慮もしない。
という選択肢もありかなと思った。
9. 「次回以降の旅行は、発想を変えることにした」
来年もきっと一緒に伊豆へ行く予定ではある。
でも次は、
「義父のための旅行に私が参加する」のではなく、「私たち夫婦の旅行に義父が参加する」
という形にしたい。
まず自分たち夫婦が楽しむ。というか私が楽しむ。
自分が行きたい場所を入れる
夫婦二人の時間を確保する
義父との時間は旅行の一部として設定する
義父宅に行ったら何時間も滞在する、
などの「無限延長」はしない
夫にも旅行の役割を持ってもらう←超大切
10. 「私が楽しめる旅行であることも、わがままではない」
今回、
「夫と義父が楽しめればいい」
と考えすぎて、
自分が旅行を楽しむことを後回しにしていた。
でも、
私も旅行の当事者なんだから、
私が楽しいことを考えていい。
夫婦旅行なのだから、夫婦の時間があっていい。
親孝行に付き合うことと、
自分を犠牲にすることは同じではない。
そして、
次は、私が楽しめる旅行にしよう。
おまけ
夫婦でどうしてる?を職場の方に聞いてみました。
Aさん「旅行はね〜言い出しっぺが全て手配する感じでやってるよ、だから今回の〇〇旅行は私が全部やったよ」
Bさん「とても良い事をしたと思うよ、でも自分が辛くないようにするの大切だよ、自分大事に」
等色々な意見を貰いました。
今後の夫婦の旅行は2人で考えていきたいですね。



