こんにちは
サンダルオンラインの河上です(^.^)
最近、ホント忙しくてブログ書く暇無くて
書くたびにご無沙汰なんて感じです
先日、ちょこっとPU(ポリウレタン)ソールの話を書いたんですが・・・・
今日はその続きです
正直私もこのビルケンシュトックに携わるまでそんな予備知識は全く無く
へ~そんなんだ~なんて軽く流してたと思います。。
でもそれが現実、自分の靴に影響すると気づくんですよね(^^)
こんな感じのこと↓↓↓
靴ってメーカーやデザインにかかわらずこんなことになってしまった
経験をお持ち方いらっしゃいませんか??
私もその一人ですが・・・これは「加水分解」という化学反応の結果起きる現象のようです。
物って使うとだんだん傷んできて劣化することは普通なんですが
ポリウレタンを使った靴の場合、度重なる湿気や雨水と反応して長い時間をかけながら
劣化が進み最終的にこの画像のような結果(パカッとソール全体が取れてしまう)に
なってしまうようです。
靴底がパカッと剥がれるだけならまだしも中には
砂が崩れるように手で触っただけでボロボロと
崩れてしまうパターンもあります。
もっと言うと同じポリウレタンを使用された靴以外の物も加水分解が発生すると同じような症状がでて使い物にならなくなります。
これが恐ろしいことに全く履いていなくて
何年も放置している靴でも急になることがあるらしいのです。恐ろしい~
でも、逆に良く履いているとそうなりにくい側面もあるようですが・・・
でも注意しないといけません。せっかくのお気に入りが台無しになっては寂しいので!
そもそも加水分解って何ッ!!って人はYahooかGoogleでキーワード検索か画像検索すると
分かりやすいと思います(ご参考までに・・)
ちなみにウィキぺディアではこんな風に説明されていました。
加水分解(かすいぶんかい、英: Hydrolysis)とは、反応物に水が反応し、分解生成物が得られる反応のことである。
↑コレはウィキペディアの1行目です。
私のような勉強があまり得意ではないタイプの人はこの時点で読めば読むよど分からなくなる傾向がありますのでこの辺でやめておきますね(^^)
平たく言うと
合成物(合成ゴム・合成皮革・合成~)には寿命ある。でもその寿命は使い方よって長くなったり短くなったりするよ
って事ですね(^^)
加水分解を防ぐ方法として
一番いいのは靴を履くことのようです(^^) 履かずに長期保管、これNGです
履くことによって靴の中が汗や雨で湿ってしまったりしますが
逆に下駄箱の中にしまったままという状況には陥りにくいです。
つまり、有る程度風通しが良く乾燥しやすい状況を作ることで
靴にとってはそのほうがいいんです。
でもそもそも靴を濡らしてしまっては良いか悪いかで言えばよくないだろうし
もっと効果があるのはやはりこの時期、雨水から靴を守ることですね。
単純に濡れても水分を含ませなければ
材料の劣化を防げますので予防に越したことはありません。
それを簡単に出来るのが防水スプレーです。
防水スプレーは手軽に噴霧できてけっこう水をはじくので
私自身愛用しているのですが特に靴を購入したときなんかは
必ずスプレーを使って防水するようにしています。
これがまたそこそこ持ちますよ(しっかりとすれば数ヶ月持ちます)
大雨の日なんか気持ちいいくらい雨水をはじきます。
むしろズボンのすそもやっときゃ良かったな~って感じ(^^ゞ
いっそ全身
そんな人いたら面白いですね(^^ゞ
雨なのに傘無し~COOL!!
で、一度そのよさを体感した人には
防水スプレーのよさが分かってしまってさ~大変
何でも防水したくなります。
例えば傘、水のはじき方が悪くなった古い傘にスプレーして見入ると
あら不思議! 気持ちいい水玉がコロコロッと転がります。
イメージしていただけました!?
靴もそんな感じで簡単にスプレーするだけで
ホントきれいに水をはじき、長持ちします!!
新しい靴購入したら直ぐ防水しましょう~
今日はここまで!!