歌手の水木一郎さんが亡くなられた。

 

実は、彼がアニメや特撮番組の歌を本放送時に歌っているタイミングには、1960年生まれの筆者は「卒業」してしまっていた。

 

「マジンガーZ」「バビル2世」「侍ジャイアンツ」「超人バロム・1」「仮面ライダーX」等々。

残念ながら、本放送時に見られなかったのである。

 

後に再放送を見た時のその骨太にして、繊細な歌声は、心に残っていた。

 

そして、少年の心を持っている時に、シンクロして聴けなかったことを、本当に残念に思っているのである。

(個人的には「ズンタタタ、ズンタッタ」は心に染みてくる。)

 

たぶん、日本全国、いや、世界中の少年少女や少年少女の心を持った大人たちは、彼の死を悼むはずである。

 

そして、もう一度、彼の歌を聴きたくなるはずである。

生ではもう聴けない。

 

録音でも、繰り返し聴きたくなるのである。

 

水木一郎さんのご冥福を心からお祈りします。