東京回想、映画の撮影所である。
次は、ワープステーション江戸である。
扱いは、テレビ局の撮影所・オープンセットであるが、時代劇等の映画撮影のオープンセットともなるので、今回記述である。
【名称】
ワープステーション江戸
【所在地】
茨城県つくばみらい市南太田
【運営主体】
株式会社NHKエンタープライズ
【設置年月】
2020年現在運営中。
【簡単な歴史】
2000年 「歴史公園ワープステーション江戸」の名称で、テーマパークとして開園。
2002年頃 自治体等が設立した運営会社が破綻。
運営を他企業に委託。
その後、茨城県開発公社が所有し、主にロケ地・撮影施設として活用。
2007年4月1日-2010年3月31日までの契約で、NHK関連会社のNHKエンタープライズにロケ事業の運営を委託。
2012年4月1日 同社に売却。
2019年5月まで、一般に公開。
その後、一般公開はされず、ロケ地・撮影施設として活用。
【コメント】
この施設、茨城県と地元の自治体が、テーマパークとして開園。
イメージとしては、「日光江戸村」のコンセプトを使用したか。
しかし、早々に破綻。
その後は、日光江戸村を運営していた企業が運営を委託されていたが、赤字は好転せず。
NHKがオープンセットとして使うため、ロケ事業の運営を委託するようになり、確か近現代エリアを拡大したのだったか。
去年だったか、父を連れて行ってみた。
江戸時代の街並みや掘割、武家屋敷、戦国時代の砦、それから明治時代から昭和初めの街並みがそろっていた。
明治の街並み(硝子戸があるので区別できる)や昭和の民家群を見て、父は大喜び。
戦災や高度成長期や地上げ旋風で消滅した懐かしい東京の家々が再現されていたので、延々と解説してくれたのである。
都心から高速道路で小一時間。
茨城県の最南部で、東京にも近いから、撮影にも便利そうである。
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以上で、東京回想・映画の撮影所編は、一通りおしまい。
書き切れていない撮影所等があれば、今後また追加である。