板橋区内の大学、次は東京家政大学板橋キャンパスである。

 

【所在地】

東京都板橋区加賀1。

 

【コメント】

場所は、JR十条駅の南側の線路際。

半分は北区に敷地がある旧陸軍軍用地である。

 

この地への移転は、1946年。

 

この学校も、創設者・渡辺辰五郎さんが、女性の自主自立を願って明治の時代に作られたところ。

 

この大学には、博物館施設があり、20年近く前に、妻と訪問したことがあるのである。

まあ、女子大学に入るのは、緊張する者で、胡乱の者と間違われぬよう、受付で訪問の趣旨を伝えてキャンパス内に入ったのである。

 

博物館内には、この大学の歴史の開設が続いていた。

係員の人に「先日、日本女子大の成瀬記念館も訪問しまして。」と伝えたところ、「それなら」ということで、非公開だったスペースも開示してくれたのである。

 

そちらには、この学校の始まりだった和裁に関する展示がなされていた。

「実は『ひな型』という言葉はこの学校から始まったんですよ。」と係員の人。

 

和裁で、サンプルとして何分の一かの着物を縫うことがあり、それを「ひな型」といったのが、この言葉の最初だったのだそうだ。

 

一つ勉強になったのである。