都市計画道路編、次は補助284号線である。

【ルート】
起点は葛飾区奥戸一丁目。
補助281号線の交差点から南東に進む。

少し先で現道は消滅。
予定線は南東に進み、西井堀を越えて小松川橋北交差点で放射14号線(蔵前橋通り)と交差。

ここからは現道ありである。

小松川橋で、JR総武線を渡る。
陸橋を下りたところで、江戸川区に入る。

ここで項を改める。

【コメント】
コメントは二つ。
三歳くらいの頃、父に連れられて、小松川橋の上から操車場を見た記憶がある。
蒸気機関車が走っていたか。

明確な記憶は残っていないが、煙が凄かったように覚えている。

もう一つは、立石の住民なら知っている噂。
東立石四丁目の交差点で丁字路で終点の補助274号線は、以前延長計画があったとか。
そのまままっすぐ橋本葬儀社の前を通り、本田中学校の西側の敷地を削り、中川を渡って新小岩方面に向かうルートだったとか。

道路建設の予定があったので、中学校校舎はセットバックして東側にずれて作られたらしい。
でも1970年代にその計画は消滅。
後からできた中学校のプールは道路予定地部分に造られていた。

さて、この中川のちょうど対岸に当る場所にある補助284号線は、堤防の手前まで道路ができている(都市計画化していはない)。

たぶん、さまざまな事情で、計画は消えてしまったようだ。
東京の街には、このような袋小路道路や不用意なスペースが散らばっているのだろう。