古村昌子IRことコムママ(アレ?)に「近場でロウバイの見どころないかな~」って教わったのが、群馬県板倉町の雷電神社
関東在来の雷電神社総本宮・総本社だそうでございます
車を停めドアを開けたとたんに、濃密で軽やかな(形容矛盾表現だがそう表現するしか思いつかん)ロウバイの薫り
数多のロウバイが青空の下で満開でございます。その上に風も穏やかなので薫りを愛でるには絶好な按配
馥郁…でもなく、爛漫…でもなく、絢爛…でもなく、語彙がアレなもので何と言ってよいのか分からなくてモドカシイんでございますけど、なんつうか天女か迦陵頻伽がニコニコしながら舞い踊っているような、そんな感じ
伝わらないよなあ。これは是非とも、ご興味があれば一見ならぬ一嗅…いや、一香(そんな言葉は無いけど)していただくしかないのでございます
駐車スペースから入ると奥宮に来てしまいます。雷電神社と言いながら、弁財天や市杵島姫命・イザナミノミコトを祀っているのは何なのか、『カミさんの雷が一番怖い!』っつうオトッツアン衆の集団心理なのか、どなたか解説願うのでございます
拝殿でご挨拶して、ぐるりとまわって本殿の造りを見ると、まあ!見事でございます
解説を見ると江戸時代のものらしいんでございますが、こういうのは地元の寄進でございましょう?地元の名士や普通の人たちがこういったものに金を出せる社会って、今この時代の環境より民度も成熟も度心の裕福さも高かったんじゃないのかなあ?って思うのでございます
こうやってロウバイの薫りに包まれていると、たしかにココロが豊かになるのでございます。ロウバイ、江戸の頃には植わってないけどね~
参道の、それこそ鳥居のとばっくちに
川魚で、メインがナマズ料理の店
聞いて想像してた更に上をいく、フワフワで淡白な味わいでございます。ナマズと知らなきゃ何を食べているか見当つきませんねぇ
境内には、まるで杉の様に真っ直ぐそそり立つ大きな松があったりと、さすが雷電神社の総本宮。周りは池を配した公園となってたりと、大事にされているのが分かるのでございます
ホントに、境内に漂う薫りを集めて持ち帰れたら最高なのでございますけど
そうは行かないので、ぜひとも足を運ぶことを勧める次第でございます