【9/7神戸新聞】より

【私見】

優先順位の低い話題ばかり。

引退する議員の花道か?

ハラスメント問題は触れず。

想定通りの展開。

 

■新病院整備計画 見通しは(公明党)

  ⇒暗に着工が遅れることの言い訳。

■困窮世帯支援 公民連携で(公明党)

  ⇒優先順位が高い話題とは思えない。

   市民感覚とズレている

■無料化 財源と継続性が重要

  ⇒実現できなければやめる覚悟????

   公約を実現するようにしっかり監視していく必要あり 

 

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三田市議会定例会は5日、最終2日目の一般質問に5議員が登壇した。就任1年がたった田村克也市長の自己評価や新病院整備の見通し、農村部の路線バス休止に伴う代替交通などについて問うた。(橋本 薫、黒田耕司)

■市長就任1年 自己評価は

 今北義明議員(盟政会) 就任から1年がたった。市長の思いと自己評価は。

 田村克也市長 市民病院の再編統合問題では混乱を招き迷惑をかけたが、情報発信を丁寧に行った。地域医療の充実化に道筋をつけたことが、公約の中で成果として特に挙げられる。神戸大学との包括連携協定は、まちづくり全体にとっても意義が極めて大きいと自負している。兵庫ブルーサンダーズやピジョンとの連携など、公民連携の取り組みも行った。公民連携は市の財政負担を減らし、今までにない市民サービスを実現できると確信している。

■新病院整備計画 見通しは

 松岡信生議員(公明党) 新病院整備に向けた見通しについて。

 喜多充宏地域医療推進担当部長 近年の物価高による建築費の高騰は顕著であり、近隣自治体の病院建設事業では入札不調が度重なり、着工や開院時期が遅れた事例がある。万博会場の整備でもあったように、工事現場の働き手の不足などで工期が遅れるといった懸念材料もある。これらを踏まえ、三田市では民間事業者に整備手法や想定スケジュール、工事費などについて意見や提案をいただいている。着実な事業推進が図れるよう取り組んでいきたい。

■無料化 財源と継続性が重要

 美藤和広議員(市民の会) 子ども医療費と中学給食費、二つの無料化について、財源確保と継続性が重要だ。無料化が実現できなかったら辞める覚悟を持って進められるのか。

 田村克也市長 無料化施策を来年度から始めるためにも、来年2月に「財政構造改善プログラム」を策定する。行政事務の見直しやふるさと納税の寄付拡大などにより、3年間で本年度比6・4億円の効果創出を目指す。施策がスタートした後も効果を検証し、調整する仕組みを整えたい。無料化できなければ辞める覚悟というのは持ってやっていく。

■困窮世帯支援 公民連携で

 大西雅子議員(公明党) 食品企業の規格外品の活用や、寄付された食料品などを都合がいい時に取りに行ける「公共冷蔵庫」など、公民連携による生活困窮世帯への支援が必要では。

 田村克也市長 困窮世帯の支援を担うNPOなど運営主体の多くは、人材確保や財政面などの課題を抱えている。まずは既存の取り組みや団体の活動が継続できるための支援が必要と考える。公民連携の枠組みも活用して「子ども食堂」が抱える課題の解決を検討し、得られた成果や実績を基に、議員提案の取り組みを含めた必要な支援策を検討する。

■路線バス休止受け対応を

 北本節代議員(新政みらい) 路線バス3路線(広野、幡尻、藍本線)の休止は、車で移動できない高齢者や子どもの移動手段が大きく制限される。代替サービス確立へ向けた対応は。

 山添元邦都市整備部長 今年4月に神姫バスから休止の申し出を受けた。10月から藍本地区で自家用有償旅客運送による地域内交通の運行を予定しており、代替交通になることを期待している。広野、本庄地区については、住民らに移動手段についてアンケートを実施し、集計作業を進めている。今後協議を行い、持続可能な交通手段を検討していく。