まいど

教祖でっす

はい。ご無沙汰しております😊

梅雨後半、ジメジメに猛暑

もう地獄ですな。

さて、

神戸電鉄の駅シリーズ

今回は、三田線五社駅をご紹介。

（昔と変わらぬ佇まい）

五社駅は、神戸電鉄三田線のひと駅目で、有野台南部、藤原台南町の最寄り駅です。

三田線には42年程前から複線化計画がありまして、第一期工事区間は有馬口〜田尾寺駅間となっていました。

そのうち、実現したのは岡場駅〜田尾寺駅間のみで、この五社駅を含む前後の区間では未だに単線のままです。

沿革としては昭和３年１２月に三田線開通とともに設置。

交換設備のない棒線駅で、コレは96年経った今でも変わりません。

昭和49年頃に現駅舎を設置。

昭和52年頃に岡場駅までの４両編成化によりホームを延伸。

当時は三田方３両分が板のホームで、アスファルトなのは新開地寄り１両分強だけでした。

現在はオールアスファルト化されています。

（三田寄り先頭車　いつのまにかアスファルト化された）

昔は、ホーム裏側には五社寮があり、

踏切前の駐輪場になっとるところによろず屋がありましたが、複線化計画により移転。

ただ、肝心の複線化が・・

（阪神高速五社インターができて激変）

上の写真の右手には、文化住宅がありました。

五社駅付近にあったいずれも昭和末期に姿を消しています。

昭和50年代は五社駅の切符は硬券で、子供用は端を斜めに切るスタイルです。

平成になった頃から自動券売機化され、更に自動改札機設置、後に無人化されてしまいました。

駅の便所は、平成初期までは男女共用の汲み取り式。神鉄三田線ではデフォルト設定でした。

その後、男女共用のまま水洗化、更に男女別々の狭い便所に改築されました。

昭和55年頃のダイヤは、新開地方面は朝7時台でも３本しかなく、全て「通勤急行」でした。

８時台には有馬温泉行（有馬口でスイッチバック）もありました。

日中は基本的に１時間２本。うち一本は急行でした。

急行は、有馬口、唐櫃台、大池、鈴蘭台、湊川のみの停車。通勤急行は山の街、北鈴蘭台を追加したものでした。

朝の始発電車は5時30分発有馬口行で、その折り返しが三田行の始発でした。

三田行の最終は23時34分、有馬口行最終は22時58分（新開地方面接続）でした。今よりだいぶ早いですねえｗ

とにかく三田線が現在より支線扱いで、新開地〜有馬温泉間の直通が多かったように記憶しています。

また、構内の軌道ですが、昭和53年に短尺レールから定尺レールに交換されていますが、五社トンネルを越え、踏切を過ぎるとゴリゴリ短尺レールでした。五社〜岡場間は昭和59年頃に定尺レールに交換されています。

また、今では有馬口〜岡場間は２列車続行で運転することができますが、昭和時代は有馬口〜岡場間は１閉塞で、続行運転はしていませんでした。

そんなわけで、昭和54年から居住していただけあって、記憶の豊富な五社駅でした。

神戸電鉄五社駅の歴史