少し前になりますが、大相撲千秋楽で、白鳳関が5場所連続、17度目の
優勝を果たしました
5場所連続は、大相撲始まって以来、史上5人目とのこと
この明るい話題に日本中が歓喜で包まれる中、白鳳関が会見で、
この様に言っていたのが印象的でした。
「(今年は相撲界が色々あって)僕の心にもいくつも穴がありましたが、
それでも優勝出来たのは、心・技・体が一つになったからだと思います。」
「精神力」「技術」「体力」
そのすべてが整って、初めて自分は優勝することが出来たのだ、という
ことですね
それ程、心(こころ)と体(からだ)は密接につながっています
日常生活の中でも、このバランスが崩れて、
「なんだか、うまくいかないなぁ・・・」
と、思うことってないですか?
そんな、なんとなく日々感じてはいるけれど、自分の心に
納まりきらなかったストレスなど、言葉にならない
「何か」、「・・・」のことを、心理学用語で
フォルトセンス
と言います。
そして、このフォルトセンスに焦点を当て、言葉やイメージにしていく
過程を
フォーカシング
と言います。
このフォーカシング、意識に「変化」や「気付き」がもたらされることで、
心の整理をするのにとても有効的とされています
今日は、自分で簡単に出来るフォーカシングのやり方をご紹介します
まずは、何も書かれていない紙とペンを用意します。
真ん中あたりに自分を表す言葉を書いて○(マル)で囲みます。
紙全体があなたの「こころ(気持ち)」だと想像して下さい。
今、何か気になっていることとか、困っていることがあるかなあ?
自分に聞いてみてください。そして、浮かんでくることや気持ちが
あったら、それを1つ、紙のどこかに書いて下さい。
1つ書けたら、「他に何かあるかなあ?」と、自分の内側に聞いて
みましょう。また何か浮かんだら、それの大きさはどのくらいかなあ?
どこに置こう?というように、ひとつひとつ出てきたものや気持ちを
書いていきます。
思いついたことは、困っていることだけでなく、楽しいことや夢なども
書いて見ましょう。すべてあなたの気持ちです。
それぞれに色を塗ってみるのもいいですね。
全部書けたかなあ?と思ったら、最後にもう一度紙全体を眺めて
みましょう。
とても簡単なやり方ですが、紙に書くことで、今まで気付かなかった
自分の心の状態がわかり、思わぬ発見があったりします
是非一度、試してみて下さいね