中間部を通しでさらって、出来ていることを確認。あとはコーダの譜読みだけだよね、と思っていたのだけれど。譜読みに入る前に再現部をさらっと1回流しておこうとしたら、最後のほうに落とし穴があった。

 

第157・161小節の左手アルペジオの頭にアクセントが付いている。第51・55小節にはなかったものだ。音はまったく同じなんだから、アクセント入れりゃいいだけじゃん?…って思ったのよ。でも、そうはいかなかった。かなり難しいところだったから結構時間をかけて叩き込んだわけだけど、それはあくまでもアクセントをつけない弾き方。ここに急にアクセントをプラスするとどういうことになるか。はい、そうです。がたがたに崩れるんです(泣)。

 

おかげで同じくらいの時間と労力をかけて新たに「アクセントありバージョン」をインプットしなければならず、コーダには手をつけることができなかったのだった。