夏休みって、

一人になる時間がなくなる。

 

「ママーー!」

 

朝起きた瞬間から、

その声で一日が始まる。

 

 

ご飯を食べていても。

 

洗濯を干していても。

 

「ママ!」

 

「ママ見て!」

 

「ママ来て!」

 

 

ひどい時は、

トイレに入っていてもノックをされて、

 

「ママ!」と呼ばれる。

 

 

昔の私は、

 

そのたびに

「ちょっと待って!」

って言っていました。

 

 

でも、

本当は

ちょっと待っていてもらって、

 

五分でいい。

 

 

一人でぼーっとする時間。

 

誰にも呼ばれない時間。

 

何も考えなくていい時間。

 

その時間が欲しかった。

 

 

でも、

その五分すらないまま、

一日が終わっていく。

 

 

だから私は、

子どもにイライラしていたんじゃない。

 

自分が、
一人に戻る時間を失っていた。

 

それが苦しかった。

 

 


 

もし今、

「ママ」と呼ばれるたびに

ため息が出そうになるなら。

 

それは、

あなたの愛情が足りないからじゃありません。

 

休む時間が足りないだけです。

 

 

でも、今振り返ると、

私は夏休みだけじゃなくて、

365日、毎日休む時間が足りなかった気がしています。

 

だから、しんどすぎて

離婚まで考えた。

 

 

▼詳しくはこちらでお話ししています。

 

離婚届をもらいに行った日①

夏休みって、

お母さんの休みがなくなる。

 

子どもは夏休み。

 

夫は仕事。

 

 

私は…。

 

 

私も仕事。

 

 

なのに、

家に帰れば、

夏休みはまだ終わらない。

 

 

「お腹すいた。」

 

「どこか行きたい。」

 

「宿題見て。」

 

「喉乾いた。」

 

 

気づけば、

 

朝から夜まで

ずっと誰かのために動いている。

 

 

カレンダーには

「夏休み」

って書いてあるのに。

 

私には、

休みなんて一日もなかった。

 

 

だから、

毎年この時期になると、

憂うつだった。

 

 

子どもと過ごす時間が嫌だったんじゃない。

 

夏が嫌いだったわけでもない。

 

 

ただ、

"私だけ、休みがない"

 

そんな毎日が、

苦しかった。

 

もし今、

夏休みが終わる日を指折り数えているなら。

 

そんな自分を責めなくていい。

 

ちゃんと毎日、

家族の夏休みを支えているから。

 

 


 

 

あの頃の私は、

 

この苦しさは、

夫が協力してくれないからだと思っていました。

 

 

「仕事だから。」

 

その一言で、

家のことは何もせず、

家を出ていける。

 

そんな夫が憎いくらいだったんです。

 

 

だから、離婚まで考えました。

 

 

▼詳しくはこちらでお話ししています。

 

離婚届をもらいに行った日①

涙が出そうになった。

 

朝ご飯を食べ終わって、

食器を片付けて、

やっと一息ついた。

 

そう思った瞬間。

 

「ママ、

今日のお昼なに?」

 

その一言で、

なぜか涙が出そうになりました。

 

 

お昼ご飯を作ることが嫌だったんじゃない。

 

料理が嫌いなわけでもない。

 

 

でも、

 

「また考えなきゃ。」

 

「また作らなきゃ。」

 

そう思った瞬間、

心がポキッと折れそうになったんです。

 

 

朝ご飯。

 

お昼ご飯。

 

おやつ。

 

夜ご飯。

 

 

毎日、

 

毎日、

 

毎日。

 

 

終わったと思ったら、

また次がくる。

 

だから私は、

「料理に疲れた。」

そう思っていました。

 

でも違いました。

 

疲れていたのは、

終わりが見えない毎日でした。

 

 

今日は頑張っても、

明日になればまた朝ご飯が始まる。

 

一つ終わっても、

また次。

 

その繰り返しに、

心が追いつかなくなっていたんです。

 

 

だから今、

夏休みで疲れているお母さんに伝えたい。

 

あなたが疲れているのは、

料理が苦手だからじゃない。

 

怠けているからでもない。

 

毎日、
終わりのない役割を、
ちゃんと背負っているから。

 

だから疲れるのは、

当たり前なんです。

 


 

あの頃の私は、

 

この苦しさから逃げたくて、

本気で離婚まで考えました。

 

 

その時の話は、
▶︎こちらから読めます。

夏休みが始まって半月。

 

テレワークの合間は、

ご飯を作って、

子どもの相手をして、

 

時間になったらまた仕事して。

 

気づいたら一日が終わってる。

 

出勤の日も、

朝早く起きてお弁当作り。


 

「疲れた。」

 

そう思う日が増えました。

 

 

だから私は、

ずっと思っていました。

 

夏休みは、しんどい。

って。

 

でも、

今年の夏はこんなことも思います。

 

私が

本当に疲れているのは、

 

ご飯を作ることでも、

子どもといることでもありませんでした。

 

 

朝ご飯を作って。

 

洗濯して。

 

「ママ見て。」

 

「ママお腹すいた。」

 

「ママ一緒に遊ぼう。」

 

 

一日中、

誰かのために動いている。

 

 

座っていても、

頭の中では

 

「夕飯どうしよう。」

 

「明日の予定どうしよう。」

 

「宿題見なきゃ。」

 

休んでいる時間なんて、

ほとんどありません。

 

 

だから、きっと苦しいんだ。

 

夏休みがしんどかったんじゃない。

 

 

"自分のために過ごす時間が、
一日中なかったこと"

 

それが、

本当に苦しかったんだと思います。

 

 

もし今、

夏休みがしんどいと感じているなら。

 

ちゃんと誰かのために頑張っているから、

疲れるんです。

 

きっと、

子供のせいでも、

食事作りが多いからでもない。

 

そんなふうに今年の夏は感じています。

 

 


 

以前の私は、

 

常に子供に呼ばれ続けること、

食事を3食作ること。

 

夏休みはこれが苦痛でたまりませんでした。

 

「もう、うるさい!」

 

「ママも大変なんだから!」

 

こう、怒鳴ってしまったこともありました。

 

夫が協力してくれないから。

そう思って、離婚を考えていました。

 

私が離婚届をとりに行った話は、

こちらから読めます。

 

▶︎離婚届をもらいに行った日①

 

離婚届をもらいに行く少し前の私は、

いつも疲れていました。

 

朝起きた瞬間から、

もう疲れてる。

 

仕事が終わっても、

まだ家事と育児が待ってる。

 

寝かしつけが終わって、

やっと一人になっても、

 

明日のことを考えてる。

 

 

でも、

 

「疲れた。」

その一言が言えませんでした。

 

 

夫も仕事で疲れてるから。

 

みんな頑張ってるから。

 

母親なんだから。

 

フルタイムで働いてる人なんて、
たくさんいるし。

 

私だけじゃない。

 

 

そうやって、

自分に言い聞かせていました。

 

 

だから、

休むことにも罪悪感があった。

 

 

「まだ頑張れる。」

 

「これくらい普通。」

 

 

そう思って、

自分の気持ちを後回しにし続けた。

 

 

でも、

離婚届をもらった帰り道。

 

初めて思ったんです。

 

 

「私、
本当はずっと疲れてたんだ。」

 

 

今思う。

 

あの頃の私は、

疲れていたんじゃない。

 

疲れていることすら、
自分に認めてもらえていなかった。

 

 

だから苦しかった。

 

だから、

 

「離婚しかない。」

 

そう思うところまで、

自分を追い込んでしまったんだと思います。

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

あの日、
離婚届をもらいにいった私。

 

なぜ離婚を考えたのか?

なぜ、思いとどまったのか?

 

 

▼詳しくはこちらでお話ししています。

 

離婚届をもらいに行った日①

夫から、

 

「ゴミ捨てておいたよ。」

 

とLINEが届く。

 

 

それを見て、

 

「私は、

 

朝ごはん作ったよ。


洗濯物取り込んだよ。


保育園の準備したよ。


学校のプリント書いたよ。


水筒洗ったよ……」

 

 

一日のやったことを、
延々と返信した。

 

SNSで見かけた投稿。

 

 

コメント欄は大盛り上がり。

 

 

「ゴミ捨てただけで報告?」


「ありがとうって言われたいの?」


「こっちはその何十倍もやってる。」

 

 

そんなコメントばかりでした。

 

 

でも、きっと、

このコメントを入れた人たちの心は

違うところが苦しかったんじゃないかと思う。

 

 

夫は、

ゴミを捨てた。

 

妻は、

"ゴミを捨てることを忘れない役"

をやっていた。

 

 

ゴミの日を覚えて、

 

袋がいっぱいになったらまとめて、

 

新しい袋をセットして、

 

「明日は燃えるゴミの日だ。」

 

 

そうやって、

ずっと頭の片隅で覚えている。

 

それだけじゃない。

 

 

保育園の着替え。

 

学校のプリント。

 

牛乳がないこと。

 

子どもの上履き。

 

シャンプーの残り。

 

来週の予防接種。

 

 

全部、

「忘れないようにする仕事。」

 

 

だから私も、

ゴミを捨てたことだけで

偉そうにする夫に腹が立ったんじゃない。

 

 

ずっと頭の中で家族を回し続けていたことに、

 

ただ、

疲れていたんだと思う。

 

 

あの頃の私は、

「なんで私ばっかり。」

そう思っていました。

 

でも今なら、

あの苦しさは、

家事の量だけじゃなかったって分かります。

 

 

一日中、頭の中が休めなかった。

 

それが、

本当にしんどかったんです。

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

あの日、
離婚届をもらいにいった私。

 

なぜ離婚を考えたのか?

なぜ、思いとどまったのか?

 

 

▼詳しくはこちらでお話ししています。

 

離婚届をもらいに行った日①

離婚届をもらったあの頃。

 

私たち夫婦は、

必要なことしか話していませんでした。

 

 

「明日の保育園、お願いね。」

 

「お迎え何時?」

 

「牛乳なくなったよ。」

 

 

子どものこと。

 

お金のこと。

 

連絡事項。

 

それだけ。

 

 

同じ家に住んでいるのに、

心は別々の場所にいるような感覚でした。

 

 

だから私は、

「もう夫婦として終わってるんだ。」

そう思っていました。

 

 

でも。

 

離婚届をもらって、

それを出すのを思いとどまった

今だから思います。

 

本当に失っていたのは、

会話じゃありませんでした。

 

 

**"話す余裕"**でした。

 

 

仕事が終わって、

 

子どもを迎えに行って、

 

ご飯を作って、

 

お風呂に入れて、

 

寝かしつけをして。

 

 

やっと座れた頃には、

もう心も頭も空っぽ。

 

 

「今日どうだった?」

 

その一言すら、

出てこなかった。

 

 

会話がなくなったんじゃない。

 

毎日を生き抜くことだけで、

精一杯だった。

 

 

だから、

お互いを見る余白がなくなっていた。

 

もしあの頃の私に会えるなら、

「夫婦が終わったわけじゃない。」

そう伝えたい。

 

ただ、

二人とも余裕を失っていただけかもしれないよ、と。

 

 

あの日、
離婚届をもらいにいった私。

 

なぜ離婚を考えたのか?

なぜ、思いとどまったのか?

 

 

▼詳しくはこちらでお話ししています。

 

離婚届をもらいに行った日①

もしあの日、
あの文章に出会っていなかったら。

 

私はきっと、

離婚していたと思う。

 

 

そして、

「これで楽になれる。」

 

そう思いながら、

また違う苦しさを抱えていた気がする。

 

 

だって、

 

本当に苦しかったものは、

離婚では消えないものだったから。

 

 

私はずっと、

自分を責めていた。

 

頑張ることでしか、

自分の価値を感じられなかった。

 

 

だから、

夫婦関係だけの問題じゃなかった。

 

 

あの文章に出会って、

初めて気づいた。

 

 

 

「私は悪かったんじゃない。」

 

その一言で、

人生が全部変わったわけじゃない。

 

 

でも、

自分を見る目が変わった。

 

夫を見る目も、

少しずつ変わっていった。

 

 

 

だから今、

昔の私と同じように苦しんでいる人へ。

 

 

離婚届をもらったあとのことで

 

誰にも言っていなかったことを、

こちらでお話しています。

 

よければ、お付き合いください。

 

▶︎離婚届をもらった日に、私に起きた出来事

私は夫と別れたかったんじゃない。

 

あの日から、

何度も考えた。

 

 

 

私は、

本当に何を終わらせたかったんだろう。

 

 

 

答えは、

離婚じゃなかった。

 

終わらせたかったのは、

 

「私がやらなきゃ。」

 

「ちゃんとしなきゃ。」

 

「迷惑をかけちゃダメ。」

 

そんな毎日だった。

 

 

私は、

夫が憎かったんじゃない。

 

終わりの見えない頑張りに、

心が限界だった。

 

 

もしあの時、

そのことに気づかないまま離婚していたら。

 

きっと私は、

相手が変わっても、

また同じように自分を追い込んでいたと思う。

 

 

だから今、

私はあの日を後悔していない。

 

 

あの日があったから、

本当に向き合うべきものに気づけたから。

 

 

そして、

 

離婚届をもらったあとのことで

 

誰にも言っていなかったことを、

こちらでもお話ししています。

 

▶︎離婚届をもらった日に、私に起きた出来事

 

あの文章を読んで、

私は駅のベンチで泣いた。

 

 

夫の悪口が書いてあったわけじゃない。

離婚を勧める内容でもなかった。

 

それなのに、

涙が止まらなかった。

 

 

今なら分かる。

 

私は文章に泣いたんじゃない。

 

 

初めて、

自分の苦しさを説明してもらえたから。

 

「あなたは悪くない。」

 

そう書いてあったわけじゃない。

 

 

でも、

ずっと言葉にできなかった苦しさを、

その文章は静かに言葉にしてくれた。

 

 

私は弱いんじゃなかった。

足りないんじゃなかった。

 

 

ただ、

ずっと一人で背負い続けてきたんだ。

 

 

そう思えた瞬間、

張りつめていたものが、

一気にほどけた。

 

 

つい最近にも思える、

あの日。

 

離婚届をもらったあとのことで

 

誰にも言っていなかったことを、

こちらでもお話ししています。

 

▶︎離婚届をもらった日に、私に起きた出来事