ここまで私のブロクを読んでくれている人の中にも、
かとチャンのように弥陀の救いに遭った人は死んだら極楽浄土に生まれ、仏に成ることは分かりました。
しかし、生まれたての乳児や事故・災害で仏教を聞く前に死んだ人は、苦しみの世界に堕ちてしまうのでしょ。
そんな人にも救いは有るのでしょうか?
という疑問が出てくるかもしれません。
大丈夫です。
お釈迦様はそんな人たちにも救済の手立ては用意されていると説いています。
人が死ぬとその人の生前の行いによって次の世界が決まります。
人間はだれしも悪の造りどうしで罪悪深重・煩悩熾盛の凡夫であると親鸞聖人も教えてゆかれました。
それならほとんどの人が三悪道(地獄・餓鬼・畜生)に堕ちることが決まっています。
生まれたての赤ちゃんや仏教にご縁が無くて、聞く機会が無かった人はどうすればよいのでしょうか。
それは、私のブロクの読者や近親者の葬式・法事などで、仏教とのご縁を結び、阿弥陀様の本願を疑いなく信じて、信心決定して弥陀の救いに遭い、自分が弥陀の極楽浄土に生まれ、佛となった暁に(往生成仏)、そんな苦しみの世界にいる人を思う存分救うことが出来るのです。
たとえ生前悪業ばかりで、地獄に堕ちている人でも救えるのです。
因果応報で悪より善の行いが多かった人は当然、浄土に生まれています。
そこで自分が信心決定していれば、死んでから同じ浄土で懐かしい人との再会も出来るのです。
最愛の人を亡くして悲しみに落ち込んでいる人は、今からでも遅くはありません。
自分から仏教とのご縁を結び、弥陀の本願を聞いてください。
浄土真宗では厳しい修行を強要されることはありません。
親鸞聖人も教行信証に
「『聞』と言うは、衆生、仏願の生起・本末を聞きて疑心有ること無し。これを『聞』と曰うなり」
(教行信証)
と教えてゆかれました。
ただ弥陀の本願の生起本末を聞いて、疑いが無くなれば、阿弥陀様に救われます。
阿弥陀様の本願が
われをたのめ
必ず救う
なのですから、間違いはありません。