4月に伊勢で同窓会があり、彼も元気な顔を見せてくれていたのに、ラインで訃報の連絡を頂きました。

 死因は劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)でした。

 厚生省のホームページで紹介している症状は

溶血性レンサ球菌(いわゆる溶連菌)は、一般的には急性咽頭炎などを引き起こす細菌だが、稀に引き起こされることがある重篤な病状として、劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)が知られている。

初発症状は咽頭痛、発熱、消化管症状(食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢)、全身倦怠感、低血圧などの敗血症症状、筋痛などであるが、明らかな前駆症状がない場合もある。後発症状としては軟部組織病変、循環不全、呼吸不全、血液凝固異常(DIC)、肝不全や腎不全など多臓器不全を来し、日常生活を営む状態から24時間以内に多臓器不全が完結する程度の進行を示す。A群レンサ球菌等による軟部組織炎、壊死性筋膜炎、上気道炎・肺炎、産褥熱は致命的となりうる疾患である。

とのこと、コロナがやっと終息し始め安心していた頃に、また驚異の致死率30%の感染症で心配です。

 溶連菌咽頭炎については、2023年10月以降、過去10年間で最大規模の流行が起こっていましたが、STSSについても、昨年一年間の全国での届出報告数は941人(速報値)であり、1999年に統計をとりはじめて以降、最多であった2019年を上回りました。

 また本年も、3月17日時点の届出報告数は517人(速報値)と、例年と比較して多い傾向が続いています。

 とのことなので注意が必要ですね。

 私が日曜日に「白骨の章」の記事をアップしたころに告別式が行われていたと思うと、何か不思議なご縁を感じるのは私だけでしょうか。

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