私は昨日の記事で「自虐史観」というワードを使いました。
私は軍国主義者ではありません。
戦争はともすれば勝者の歴史であるので、敗戦国はその国の歴史・思想・精神まで、徹底的に否定されます。
それが将来の子供たちの思想にまで影響を与え、自国に誇りを持てなくなる、悲しい結果を与えるので、悪いと言っているだけです。
そもそも「自虐史観」とは何でしょう。
「自虐史観」という言葉は、掲載しない辞書が多いため、言葉や意味を知らない人もいるでしょう。
歴史の考え方に関する言葉で、教育・教科書にも影響を与えていると考える人もいます。
意味や使い方、注意点をご紹介します。
「自虐史観（じぎゃくしかん）」の意味
“自分の国の歴史・過去を過剰に悪とする考え方”です。
数々の問題から、自虐史観を改めるべきだという声を上げる人もいます。
「自虐史観」自体は辞書に載っていません。
しかし「自虐」と「史観」はどちらも辞書に載る一般的な言葉です。
「自虐」は”自ら自分をいじめて苦しめること”、「史観」は”歴史を全体的に見て解釈する考え方・立場”を意味します。
日本で主に「自虐史観」を使うのは、太平洋戦争の話題です。
例えば、歴史上他国も行っていた侵略・植民地支配を日本だけが悪いかのように自ら責めることを「自虐史観」と表現します。
なお、「自虐史観」はネガティブな言葉です。
そのため、改善を求めたり批判したりする際に使用します。
自虐史観に関する考えで誤解されやすいのが「自虐史観を改める」ことが必ずしも「戦前・戦中の軍国主義の肯定」につながるとは限らないという点です。
軍国主義を肯定する人たちも、自虐史観の是正を求めることがあります。
しかし、本来「自虐史観を改める」のは、不公平に自国を悪く扱うのを止めることを意味します。
「軍国主義の否定」と「自虐史観の否定」は両立する考え方です。
「自虐史観」の問題点は”自国・自分に誇りを持てない”
「自虐史観」の問題点のひとつは、自分の国に誇りを持てなくなることです。
同時に、そんな国に生まれた自分自身を大切に思えなくなったり、自信を失ってしまうと危険視する人もいます。
教育・教科書が過度に「自虐史観」だとする考えがある
自虐史観は教育・教科書にも影響を与えています。
日本の悪事を過度に強調する、他国を助けた内容は掲載しないなどの過度に自虐的な教育内容になっているという考えです。
現在は教科書改善の声を受け、内容が変更されつつあるようです。
まとめ
「自虐史観」とは”自分の国の歴史・過去を過剰に悪とする考え方”です。
ネガティブな言葉のため改善を求める、批判するなどの用途でよく使用されます。
歴史は立場によって見方が変わるものなので、単純に善悪を決められるものではありません。
安易に「自虐史観」と批判するとトラブルにつながる可能性があります。
しかし、太平洋戦争からもはや80年が経過しようとしています。
日本人も早く自虐史観から脱却し、正しい大和魂を世界に発信する時期にきているのだと思うのです。
コロナも終息に近づき、来日外国人数も
日本政府観光局（JNTO）が発表した2022年の年間での訪日外国人旅行者数（推計値）は、383万1900人となった。
2021年（24万5862人）からは大幅な増加となったが、コロナ以前の2019年（3188万2049人）比では88.0％減。
ただし、訪日インバウンドは、本格的な受け入れ再開となった2022年10月以降、右肩上がりの推移を見せており、2022年12月単月は前月の約1.5倍となる137万人。年間で最多となった。
JNTOによると、今後も航空便の増便傾向がみられるといい、さらなる回復に期待がかかる。と改善の兆しが見えています。
また日本に訪日する海外の旅行者のほとんどが日本人の
親切心
思いやりの心
おもてなしの心
勤勉さ
正確さ
などに称賛の声をあげています。
これらは、日本人に特有のものであり、彼らの国にはあまり無い特徴として感じてもらっています。
私たち日本人としては当たり前のことなのですが、訪日外国人には新鮮にみえるのでしょう。
例えばサッカーのサポーターが試合後にスタンドの清掃をする姿、大災害が起こった時の日本人の冷静さ、大都会東京の歩道にゴミ一つ落ちてない状況、海外なら暴動が起こってもしかたない状況でも、他人を思いやり、何時間でも列に並んで待つ姿が、訪日外国人には新鮮な光景にみえるのでしょう。
それらは本来日本人のＤＮＡに組み込まれている太古の遺伝子の成せる業なのだと思います。
近年の考古学の発見でも、日本の縄文時代は私たちが歴史で教えられたより、遙かに長く、1万７０00年間であったことが判明しました。
そして同じ時代の他国の遺跡から出土する「戦いの痕跡」は日本の縄文遺跡からは何一つ出土しないという事実から、日本の縄文時代が戦争もなく、皆が共同所有・共同生活を送っていたことが分かります。
その時代が１万７０００年続いていたのです。
海外の考古学者・歴史学者からは想像もできないことです。
その当時の海外の歴史は、戦争に戦争を重ねて、滅ぼし略奪した国から新しい国が興る歴史でした。
四大文明とは、
- 中国文明（紀元前14000年から紀元前12000年頃）
- インダス文明（紀元前7000年頃）
- メソポタミア文明（紀元前5500年頃）
- エジプト文明（紀元前5000年頃）
の4つを指します。
その中国文明（紀元前14000年から紀元前12000年頃）と同じ時期に、わが国日本では高度な文明が栄えていたという証拠が発見されているのです。
なので世界の歴史学者の中にも、世界四大文明に日本文明を加えた世界五大文明を提唱する学者も出てきています。
そんな偉大な国に生まれている私たちは、もっと自国に誇りを持っていいのです。
太平洋戦争に負けたくらいで、自国を卑下することはないのです
胸を張って、日本て素晴らしいと叫びたくなりませんか。
