マボロシの鳥


太田光


新潮社 286ページ



太田の本は、初めて読んだ


私的には好き


9の短いお話が入ってる


短いから 読みやすい


でも その短い文章で 訴えてくるものがあるし感動する



荊の姫 は とてもきれいな文章で・・・・


最後のところ すごく好きだった



タイムカプセル は 現実ってものを感じさせられた。


こういうことはあるのかもしれない。すごく悲しい。



人類諸君! は 爆笑問題 太田って感じすごくする(笑)


でも リアルだよね。 実際 今の世の中 こんななんじゃないかな



ネズミ は 単純に楽しく読めました。



魔女  悲しい物語。過去にこういうことは普通にあったんだな・・・って。



マボロシの鳥 もおもしろかった。先がなんとなくわかるんだけど。。。。予想を裏切らない


最後 救われたって思えたし。。。。



冬の人形 も 普通にそのへんにあることが きれいに書かれてた。


奇跡の雪 は 今、どこかでそういうことがあるのかもしれない って思った


地球発 は 銀河鉄道の夜 がモチーフなんだろうな~ その後?ってかんじで よかった。



どの文章も キレイで現実に起こりうることばかり。心に染みた。


太田の見かたが変わった気がする。


ショートストーリィだから よかった部分もあるんだろうと思う。


また 本が出たら 買うんだろうな・・・