小屋の前で日の出を待つ。
昨夜話したガイドさんと女性のパーティが
出発準備をしていた。
昨日のボク(笑)は、
まだ寝てるんですかね
ボク(笑)は寝てるやろうね
まるで息子扱いの昨日のボク。
北穂山頂へ。
新しい朝だ。
希望の朝だ~♪
連れてきてくれて、ありがとう。
後ろで聞こえた。
なんだか涙が出た。
ガイドさんに連れてきてもらった女性が
男性ガイドさんに言った。
そのガイドさんに撮影をお願いしたら
全然意図くんでもらってなかった
たのしい
どうでもいい人と山に行くぐらいなら、
1人がいいと思ってる。
大切な山の思い出には、
大切な人と一緒がいい。
それは変わらないけど、
こうやって誰かと出会って
時間を共有するのって、楽しい。
結局、人が好きです。
目指す道
ずーっと雲海。
胸がいっぱいの山の朝
さ、のんびり出発やけど行こか。
ふと見下ろすと、
あれは槍平の小屋かな?
おっちゃんと歩いた槍の思い出を
またここで味わう
あちこちの山にこういう思い出が
たくさんあることが嬉しい。
そして…
「飛ぶ鳥も越えられぬ滝谷」。
綺麗…格好いい…違うな。畏い。
幽玄滝谷という写真集で見た滝谷。
おぼろげな記憶だけど、
ここに魅せられる気持ちは分かる。
畏敬の念というのかな。
もう、神様の領域のようで足が竦む。
ふと涸沢側を見ると、
なんだかほっこりする
親切過ぎるぐらい親切な、〇
まぁまぁな時間、岩に貼り付いてます
朝からやるね~ぶつぶつ…
なんていい所なんだろう。
滝谷ドーム格好いい
ほっこり感多めになりました
でも途中ちょっと間違えて…
しばらく岩に貼り付いていました。
涸沢から見たら、丸見え
怖くないのかって言うと、怖いです。
何年山を歩いても、どこを歩いても
やっぱり怖くて、
1人でこんなところにいるからって
平気なわけじゃなく…
普通に怖いです
奥壁バンド
ようやくすれ違う人が
上高地で働いているそうで、
今日はお休みなんだとか
出ました、鞍部です
ここから登り主体になるってこと
振り返ると、歩いてきた道。
人間の足ってすごい。
どこまでも歩ける気がする。
さぁガッツリ登れば、おしまい
涸沢槍、三角点
ここが1番好き
涸沢の真ん中、とんがりの上
想像したら楽しい
焼岳から西穂、ジャン、奥穂…
焼岳から西穂の間は歩いたこと無いな~
とか思いつく
ロクなこと思いつかん
大好きな山をつなげて歩きたい。
やっぱり縦走は面白い。
ぐるり贅沢なビュー
涸沢岳
息子と来たとき、夕暮れの珈琲を
持って登ったとこ
山に登ると、その時のことが思い出されて
1人で歩く時は、
そんなことばかり考えている。
あの時もっと優しく言えば良かったとか
もちろん後悔もたくさんあって、
それは子育てや人生と同じで…。
「あの時」は戻ってこないけど、
生きている限り、積み直しはできるなとか
考えている
朝、北穂小屋でお湯を入れてきた…
リゾッタで朝ごはん。そういえば今朝はまだ食べてなかった!
リゾッタの中では、
ガパオライスが1番好き
本物を食べたことないけど。
シャインマスカットと、ミニトマト。
ミニトマトはヘタを取って
シャインマスカットはヘタを残して。
めっちゃ元気出るのは、
シャインマスカット
頂き物だけど、これ最高
さて、ザイテンへ下る
奥穂→岳沢から上高地でも良かったけど
わたしは徳澤園にもっかい行きたい
ぜったい行きたいのです
だから山はここまで
チングルマとうんち
ザイテンは二足歩行なので、
ピカ晴れの下、日傘をさして下る。
久しぶりにあっつい…
そして…
イベリコ豚丼in涸沢小屋
自分で注文したくせに、
出てきた時に叫びました
お肉やぁ~
って。
ついに生ビールだよ~
涸沢からは、安心安全な道。
ただ単調過ぎて、変な疲れが
本谷橋で足を洗う。
靴下が汗で濡れると靴擦れに繋がるので
靴下と靴の中を乾かしながら…
顔を上げると、
昨日のボク(笑)がいた
完全に高山病だったのか、
日の出どころじゃなく2度寝してたとか。
お父さんと一緒に…
また、どこかの山で会いましょう
また山に行きたいと思ってくれたら
いいなぁ
さぁ、まだまだ長いです
横尾大橋。
ここからは、サルちゃん続出エリア🐵
だ~れも警戒してない。
なんかカラフルなサルやな?
とか思ってそう…。さて
どうしても寄りたかった 徳澤園
絶対喜ぶやろ~
めちゃくちゃ喜ばれるやろ~
と思って得意気に渡したら、
可愛いやろ~
可愛いっていうか…
可愛いやん
可愛いっていうか…
⬆⬆⬆
こんな感じでした
まじで不思議です
さて、この夏の北穂周回はここまで。
私の中で1番大きかったことは、
自分であかんだなまで行けたこと
また1つ、できることが増えた
おしまい。