冷池山荘にチェックインしてから、
お昼ごはんを食べて、出発する。


重たい空気の2人で。(笑)


もう、やめる。



もう、諦める…。





つぶやきながら歩く。




結局ピークハンターだ。

絶対行こうとする。


(自分のスタイルと)合わないんだから、
こういう山行は一緒にできない。


昼食の頃、山荘で話した
おっちゃんの言葉を繰り返しながら
ぐるぐるぐるぐる考える。



10メートルほど、離れて歩く。







朝のんびり起きて
ゆっくり歩いて登って
爺ヶ岳へ登って、冷池山荘へ。

もし行けたら、鹿島槍へ。

もう疲れも出てきたし、
行かないという選択肢も欲しかった。


おっちゃんの考えは、こうだったのかな。




そんなん…



私の性格じゃなくて
しんどいからムリやって言えばいいやん。


憧れてやってきた場所に立って
その景色が見たいと思うのは当たり前やん。






合わないから一緒にできない?





…そうですか。




そうですか。o(`ω´*)o


だいたい後々1人で煮詰まるタイプ



じゃあこれが
2人のラスト北アルプス(`_´)!!



約2時間の登りの中で、
どんどん煮詰まる私の思考。笑



思いは、その場所に立つ度に蘇る。


鹿島槍=その思い出。






・・・行かないp(`Д´)q




山頂直前になったら、言おう。

もう行かないって言って、
ちゃんと聞いてもらえなかったら
1人で小屋へ戻る( -_-)o!!



そんなことをしても、
ここで向き合うことから逃げたら
悲しい思いしか残らないってことも
分かっていたけど…

もう何が何だか分からなかった。






あ、らいちょ~・・

いつもなら、
キャーキャー言って大騒ぎして喜んで
おっちゃんは、
ニコニコしてたり写真を撮ってたりする。





優しいおっちゃんが

余裕を無くしているのは、どうして?





感情は、
自分のために働くもので
理性は、
人のために働くものである。

過ちを侵すのはいつも利己的な感情で
誰かを思いやる理性はいつも正しく、
人は、
誰かを思いやる理性によって
正しい自分になっていくもの。

という言葉を我が家のトイレに
書いて貼ってあるんだけど(笑)


トイレに行く度に読んで考えてきた言葉。

雷鳥に和まされようやく思い出して
ぶつぶつ唱える。(笑)





山頂目前でぶつけてやる!!って
メラメラしている感情。



ここまで精一杯登ってきて
山頂直前でゴネられる(又は戻られる)
なんて最悪。


何が、正しくて
何が、思いやりなのか。





あと少し。




見えた!!

鹿島槍ヶ岳南峰。



座り込んでいるおっちゃんの向こうに
北峰から続く、八峰キレットと五竜岳。

空想のその先を、
自分の目で見てみたかった。



その変態的熱量が生み出した、温度差。

もっと早く
話し合うことが必要だった。



どうする?の一言が、必要だった。


今、ここに
おっちゃんが一緒にいることが
すごく大切。



おっちゃんは、
そうじゃないのかな…。




別々でって、
ほんまに思ってるんかな。




そっか、

その言葉が悲しかったんか…。



サングラスでよかった。
って思いながら、涙が出た。



鹿島槍の山頂は強風で…

このGWの西高東低の気圧配置の余波を
感じることになりました。


雪が降らない降らないと言った冬の後の
GWにはどうしてか
この気圧配置がやってきて
たくさんの方が遭難する…
そんなことを思い出しました。



強風で(?)鼻水ダラダラのまま、
冷池山荘へ戻ります。




すみません、続きます~。