「宮崎正弘の国際情勢解題」  その中国は「空母キラー」を四発。南シナ海へ発射 | 護国夢想日記

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 日々夢みたいな日記を書きます。残念なのは大日本帝国が滅亡した後、後裔である日本国が未だに2等国に甘んじていることでそれを恥じない面々がメデアを賑わしていることです。日本人のDNAがない人達によって権力が握られていることが悔しいことです。

「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和2年(2020)8月28日(金曜日)
       通巻第66

 「中国共産党は人類の敵」と陳光誠(人権活動家)が共和党大会に登壇
   その中国は「空母キラー」を四発。南シナ海へ発射
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 8月26日、中国軍は対艦ミサイル4発を発射した

 

 

内陸奥地の青海省からDF26B(「東風26」。射程4000キロ)、沿岸部の浙江省からDF21D(「東風21D」。

 

 

同1500キロ)の発射だったと華字紙が報じ、中国当局が追認した。

理由を。中国は「米軍が飛行禁止空域に偵察機を飛ばし、また艦艇を南シナ海に派遣して軍事的危機を高めているための対応であり、中国の警告である」とした。

注目されたのは、DF26Bが米領グアムを射程に収めているという格段の技術的進歩である。

 

 

通称「グアムキラー」、もちろん全日本列島は射程に入る。

 

 

DF21Dと並んで空母を含む対艦攻撃が可能、ともに「空母キラー」と呼ばれる。

 

 

エスパー国防長官はハワイでの演説で「中国の軍事力は世界的なレベルに達した」とした。

この日は共和党全国大会が開催中でもあり、トランプ大統領が会場に突然現れるなどのハプニング、つづいて中国の人権活動家の陳光が登壇し、「中国共産党は人類の敵」と演説した日でもある。

また同日、米国商務省は、「島嶼の軍事施設建設に拘わった」として中国交通建設などの国有企業24社をELリストに加えた。

 

 

ELリストは、中国のブラック企業を網羅して取引停止、禁止の制裁をするブラックリスト、これで百社を越えることとなった。

 

 

とりわけ中国交通建設は、日本のゼネコン四社を合計した売り上げを遙かに凌駕する大企業だ。

 一方、中国と領有権を争うフィリピンのドウテルテ大統領は「中国の攻撃を受けたらアメリカに助けを求める」と記者会見した。

 インドネシアではアルカィーダ系の武装組織17名を逮捕する事件がおきた。

 

 

かれらは西ジャワ島のチャイナタウンへの襲撃を準備していたとされる。

 

 

同組織は2002年にバリ島で爆弾テロをやらかし、二百数十名が犠牲になった。

だが一方で、親中派の代表格で豪元首相のラッドが会見し、「米中戦争はリアルな問題。豪は巻き込まれた。

 

 

それもこれも現モリソン政権の対中政策の失敗だ」と相変わらずの怪気炎をあげた。

 

 

ラッド元首相は「豪の二階某」といわれる。

 南シナ海に戦雲高し。
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