褥瘡、誤嚥…外国人看護師候補に日本語の壁 | 護国夢想日記

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 日々夢みたいな日記を書きます。残念なのは大日本帝国が滅亡した後、後裔である日本国が未だに2等国に甘んじていることでそれを恥じない面々がメデアを賑わしていることです。日本人のDNAがない人達によって権力が握られていることが悔しいことです。

褥瘡、誤嚥…外国人看護師候補に日本語の壁

読売新聞 4月30日(火)17時28分配信

 経済連携協定(EPA)に基づくインドネシアやフィリピンからの看護師の受け入れが進まない。

 今年の国家試験では、試験時間の延長などの優遇策を講じたが、合格率はわずか9%で前年を下回った。

 日本語習得の難しさや、教育体制が整っていないことが背景にある。失意のうちに帰国する人が相次いでおり、支援のあり方が問われている。

 「今年が最後のチャンスだったので、とてもうれしい」。東京都板橋区の病院のフィリピン人女性(41)は来日4年になる今年の3月25日、看護師国家試験に合格した。今月から念願の白衣に身を包み、病棟で働いている。

 「看護師としての技術を高め、家族を養いたい」との思いで2009年6月、夫と4人の子供をフィリピンに残して来日した。母国では4年制大学を卒業。看護師の資格を持ち、病院の小児科で働いていた。だが、その経験は日本ではあまり通用しなかった。「川崎病」や「認知症」など、母国ではなじみの薄い疾患も多く、日本の医療保険制度を一から学ぶのにも苦労し、3年連続で不合格になった。

 看護師候補者は原則として3年以内に合格しなければならない。ただ、試験成績が一定水準以上など条件を満たせば、特例で1年間の延長が認められる。女性も特例措置で、帰国を1年延ばした。

 病院の協力を得て、午後はすべて勉強に充てた。日本語の指導を受けたり、模試で間違った問題を解き直したり。休日も6時間近く自習し、やっと合格にこぎつけた。「くじけそうになることもあったが、応援してくれるスタッフや家族のために、どうしても合格したかった」と振り返る。

 小林信子・看護部長は「やる気も資質もあるのに、合格出来ずに帰国してしまう人がいるのは残念。来日前の日本語研修を手厚くし、看護学校の授業を聴講出来るようにするなど、支援方法を確立することが必要だ」と指摘する。

14年度からは、ベトナムからの受け入れも始まる。

 2008年度に始まった看護師候補者の受け入れだが、合格率は10%前後で、全体の合格率約9割とは大きくかけ離れている。

 背景には言葉の壁がある。試験には、床ずれを意味する「褥瘡(じょくそう)」や、飲食物が気管に入る「誤嚥(ごえん)」など難しい単語も多かった。このため厚生労働省は、難しい漢字にルビをふったり、英語表記を加えたりしてきた。

 今年2月の試験では試験時間を1・3倍に延長し、全ての漢字にルビを振る措置を取ったが、受験した311人のうち合格したのはわずか30人。合格率は9・6%で、昨年より1・7ポイント低下した。同省は「病気や制度の理解が十分でない人もいる」として、候補者にアンケートをして支援策を検討したいとしている。


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「コメント」

この問題は二つのことで解決出来るだろう。



1.東南アジアの優秀な看護婦(士)を受け入れるに当たって厚生労働省の役人の発想を変えることである。


それは、外国人看護婦を助手として5年くらい雇いその間に実地に勉強してもらう。給料は少なくていい。もし彼女らがフィリピンの病院に勤めたら給料は多分2万円ぐらいだろう。

10万円でも大喜びである。



2.実際に医師があのような難しい単語を処方に書いているのだろうか。英語で書いている医師が多いのではないか。

薬品の名前も英語だし、病院で医師や看護婦(士)が使う言葉は英語が多いのではないか。


あまり国際化と言いたくないが病院で医師や看護婦達がなるべく英語を使うようにしていったらどうだろうか。


その辺を厚労省は良く調べて様子がわかれば英語併記でも試験は出来るだろう。


要するに中国人や朝鮮人の移民受け入れには熱心だけれど(来て欲しくない人々です)、東南アジアからの看護婦や介護士の受け入れを真剣に考えていないような気がする。



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