安倍内閣の無慈悲な国会答弁 |
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4月17日 参議院
東日本大震災復興特別委員会
増子輝彦(民主党)の質疑より
※なお、増子輝彦はマルチ商法で業務停止命令を受けた
ユナイテッド・パワーの監査役をやっていました。
-----
増子
「震災発生当時、東京の医師会館におりまして、医師会の原中先生と懇談をしている最中だった。これは大変だと二人でしばらくテーブルの下に身を隠していた。原中先生曰く『増子さん、あなたと私は震友だ』と冗談を言いながら、私は瞬間『原発は大丈夫だろうか』と考えた」
-----
いくら冗談だったからと言って、
わざわざ国会の場で言うべきではない内容です。
その当たりのセンスは社民党の今度の参院選向けポスター
と共通するものがあります。
(強い国よりやさしい社会 というキャッチコピーながら
壊れた状態の福島第一原発の原子炉建屋の写真を全面に使っている)
あと、原発を心配したとか心にも無いことを言うあたり
マルチ商法の監査役を務めておきながら
その実態をよく知らなかったというのを言い訳にしているだけの事はあります。
実に白々しいです。
この白々しさが根本復興相の無慈悲な答弁で打ち落とされます。
-----
増子
「大臣は震災発生時どこにいたのか」
根本大臣
「郡山におりました。」
増子
「ま、当時は郡山におられたということで良かったと思います。」
(※どうやら発生時にいた場所で何か言おうとしていたが空振りだった模様)
増子
「郡山市の震災復興アドバイザーに就任されたがどういう仕事をしたのか。
というのは、先日の郡山市長選挙でこの市長が自公推薦を受けて落選したからだ。出口調査では震災対応への不満ということもやはり出ていた。
福島の多くの首長が3.11に逃げたというデマが背景にはあるだろう。
私も逃げたとデマが流れた。
復興に対する遅れが大きな批判になっていた。特に除染。
出口調査では郡山市民の8割が除染が全く進んでいないという不信感を持っていたようだ。」
根本
「燃料、水、インフラなどの復旧、障害の状況を聞いて担当省庁へ直接かけあったり、国の補助を受けるための法的手続き的アドバイスなどをしていた。それによって様々な運用の問題、法律の穴というのも見てきた」
増子
「大臣、私達は個別のことはすべて承知してるんです。当時政府の立場で陳情はほとんど受けていましたから」
(※民主党政権は「陳情は民主党を通さないと一切受け付けない」という事をやっていたから陳情のほとんどを受けていたのは当然)
~中略~
増子
「福島の復興になにが必要か、やはり除染、賠償、子供の将来、生活支援、あるいは風評被害対策。健康調査の徹底。有事の際には縦割り行政の弊害が問題だ。大臣はどう思うか」
根本
「有事の際は司令塔が必要。やはり横断的な権限で縦割りの弊害を排除してワンストップで実行できるようにすべき」
-----
民主党政権での実績
・除染→ほとんど進まず。とにかく予算を渋る。
・賠償→政府の責任を誤魔化すため東電に責任を丸投げして放置
・生活支援→上に同じ
・風評被害対策→むしろ民主党が風評被害を拡大させた
・健康調査の徹底→なぜか予算を出すことを渋りまくっていた。
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4月17日 参議院
東日本大震災復興特別委員会
増子輝彦(民主党)の質疑より
※なお、増子輝彦はマルチ商法で業務停止命令を受けた
ユナイテッド・パワーの監査役をやっていました。
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増子
「震災発生当時、東京の医師会館におりまして、医師会の原中先生と懇談をしている最中だった。これは大変だと二人でしばらくテーブルの下に身を隠していた。原中先生曰く『増子さん、あなたと私は震友だ』と冗談を言いながら、私は瞬間『原発は大丈夫だろうか』と考えた」
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いくら冗談だったからと言って、
わざわざ国会の場で言うべきではない内容です。
その当たりのセンスは社民党の今度の参院選向けポスター
と共通するものがあります。
(強い国よりやさしい社会 というキャッチコピーながら
壊れた状態の福島第一原発の原子炉建屋の写真を全面に使っている)
あと、原発を心配したとか心にも無いことを言うあたり
マルチ商法の監査役を務めておきながら
その実態をよく知らなかったというのを言い訳にしているだけの事はあります。
実に白々しいです。
この白々しさが根本復興相の無慈悲な答弁で打ち落とされます。
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増子
「大臣は震災発生時どこにいたのか」
根本大臣
「郡山におりました。」
増子
「ま、当時は郡山におられたということで良かったと思います。」
(※どうやら発生時にいた場所で何か言おうとしていたが空振りだった模様)
増子
「郡山市の震災復興アドバイザーに就任されたがどういう仕事をしたのか。
というのは、先日の郡山市長選挙でこの市長が自公推薦を受けて落選したからだ。出口調査では震災対応への不満ということもやはり出ていた。
福島の多くの首長が3.11に逃げたというデマが背景にはあるだろう。
私も逃げたとデマが流れた。
復興に対する遅れが大きな批判になっていた。特に除染。
出口調査では郡山市民の8割が除染が全く進んでいないという不信感を持っていたようだ。」
根本
「燃料、水、インフラなどの復旧、障害の状況を聞いて担当省庁へ直接かけあったり、国の補助を受けるための法的手続き的アドバイスなどをしていた。それによって様々な運用の問題、法律の穴というのも見てきた」
増子
「大臣、私達は個別のことはすべて承知してるんです。当時政府の立場で陳情はほとんど受けていましたから」
(※民主党政権は「陳情は民主党を通さないと一切受け付けない」という事をやっていたから陳情のほとんどを受けていたのは当然)
~中略~
増子
「福島の復興になにが必要か、やはり除染、賠償、子供の将来、生活支援、あるいは風評被害対策。健康調査の徹底。有事の際には縦割り行政の弊害が問題だ。大臣はどう思うか」
根本
「有事の際は司令塔が必要。やはり横断的な権限で縦割りの弊害を排除してワンストップで実行できるようにすべき」
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民主党政権での実績
・除染→ほとんど進まず。とにかく予算を渋る。
・賠償→政府の責任を誤魔化すため東電に責任を丸投げして放置
・生活支援→上に同じ
・風評被害対策→むしろ民主党が風評被害を拡大させた
・健康調査の徹底→なぜか予算を出すことを渋りまくっていた。
菅と枝野は「俺たち仕事してるんだぞ」というアピールのために
幾度も改憲を開いて自粛や出荷停止、稼働停止など「要請」を繰り返しました。
幾度も改憲を開いて自粛や出荷停止、稼働停止など「要請」を繰り返しました。
要請ということにして自分たちの責任を逃れ、
あくまで当事者の自己責任にさせて政府が補償すべきところを逃げ、
東電に責任を丸投げして逃げるということも繰り返しました。
そしてとにかくきちんと考えずにアピールすることに終始し、
乱発される会見発表によって世界に対しても日本製品の風評被害を産みました。
有事の際の司令塔としてきちんと法的に権限と責任を一元化できるのに
菅直人と枝野のコンビは責任をそれぞれの現場や東電に丸投げしました。
増子のこのあとからの発言が特にひどいです。
-----
増子
「未曾有の大震災対応という未知の世界で、我々が官僚や地方自治体の皆さんと一緒に、光を当てて、道を切り開いて、基礎を作って、柱を立てて、上棟式が終わって、さぁこれから家を作ろうというところで政権交代になった」
「民主党政権がやってきた1年9ヶ月の復興の取り組みについてどいう印象を持って、どういう形で変えてきたのかそこのところを教えてください」
根本
「(民主党の復興政策では)原発事故に起因する災害という視点が足りないと感じた。除染、風評被害、子供への対策が薄かったのでかったので大臣になってから福島復興総局を作らせていただいた。対応する部署が3つに分かれていて対応が遅かったので一元化しました。~以下、個別具体例部分省略~」
増子
「私がお聞きしているのは民主党政権が1年9月(震災復興を)やってきたところで具体的にどこがだめだった。ここが良かった。
さきほど申し上げた通り、我々は何も無いところから一定のレベルにまで対策を講じてきた。すべてだめではないと思う。
そういう我々がやってきたことのベースの上に様々な改善点を大臣もやられたと思う。
ですのであまり細かい事では無く、一点、ご自身が郡山市のアドバイザーとしてがんばってこられた中で、ここは問題だという点と民主党政権がんばっているなと評価する点を答えてください」
根本
「復興基本法を成立していただいた事は良かったと思う」
※復興基本法は自民党が内容を作りました。
----
自民党が3年3ヶ月の野党の間に学んだこととして
「リップサービスしない」
ということがあるのではないかと思います
今までは社交辞令といいますか、
一応相手を気遣って相手側が傷つかないような言い方で
誤魔化してくる答弁が多かったのですが、
民主党はそれを逆手にとって自分たちが評価されている
というアピールに使ってきました。
この増子の質疑でもそれが嫌と言うほど露骨に出ていました。
しかしながら根本大臣は率直に事実を説明し、
そうしたアピールの材料を与えません。
民主党政権では復興基本法が作れず、
ずっと時間ばかりかかって野党に怒られて
ようやく出してきたのが阪神大震災の時の法案の
阪神を東日本に変えただけのものでした。
呆れた自民側が復興基本法の中身を作り
それが復興基本法として成立しました。
また、それにかかる予算案も作れなかったため、
当時、自民党が予算案まで作りました。
予算という資金も、基本法という道具もできたのに
運用のところで民主党政権はあまりに無能すぎました。
それが復興が、除染が、風評被害対策が進まなかった原因です。
民主党は野党に転落してからは
必死に「俺たちは仕事してたんだ」アピールをしていますが、
結果はなにも出ていないどころか、
マイナスの結果ばかりしかないのが事実です。
あくまで当事者の自己責任にさせて政府が補償すべきところを逃げ、
東電に責任を丸投げして逃げるということも繰り返しました。
そしてとにかくきちんと考えずにアピールすることに終始し、
乱発される会見発表によって世界に対しても日本製品の風評被害を産みました。
有事の際の司令塔としてきちんと法的に権限と責任を一元化できるのに
菅直人と枝野のコンビは責任をそれぞれの現場や東電に丸投げしました。
増子のこのあとからの発言が特にひどいです。
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増子
「未曾有の大震災対応という未知の世界で、我々が官僚や地方自治体の皆さんと一緒に、光を当てて、道を切り開いて、基礎を作って、柱を立てて、上棟式が終わって、さぁこれから家を作ろうというところで政権交代になった」
「民主党政権がやってきた1年9ヶ月の復興の取り組みについてどいう印象を持って、どういう形で変えてきたのかそこのところを教えてください」
根本
「(民主党の復興政策では)原発事故に起因する災害という視点が足りないと感じた。除染、風評被害、子供への対策が薄かったのでかったので大臣になってから福島復興総局を作らせていただいた。対応する部署が3つに分かれていて対応が遅かったので一元化しました。~以下、個別具体例部分省略~」
増子
「私がお聞きしているのは民主党政権が1年9月(震災復興を)やってきたところで具体的にどこがだめだった。ここが良かった。
さきほど申し上げた通り、我々は何も無いところから一定のレベルにまで対策を講じてきた。すべてだめではないと思う。
そういう我々がやってきたことのベースの上に様々な改善点を大臣もやられたと思う。
ですのであまり細かい事では無く、一点、ご自身が郡山市のアドバイザーとしてがんばってこられた中で、ここは問題だという点と民主党政権がんばっているなと評価する点を答えてください」
根本
「復興基本法を成立していただいた事は良かったと思う」
※復興基本法は自民党が内容を作りました。
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自民党が3年3ヶ月の野党の間に学んだこととして
「リップサービスしない」
ということがあるのではないかと思います
今までは社交辞令といいますか、
一応相手を気遣って相手側が傷つかないような言い方で
誤魔化してくる答弁が多かったのですが、
民主党はそれを逆手にとって自分たちが評価されている
というアピールに使ってきました。
この増子の質疑でもそれが嫌と言うほど露骨に出ていました。
しかしながら根本大臣は率直に事実を説明し、
そうしたアピールの材料を与えません。
民主党政権では復興基本法が作れず、
ずっと時間ばかりかかって野党に怒られて
ようやく出してきたのが阪神大震災の時の法案の
阪神を東日本に変えただけのものでした。
呆れた自民側が復興基本法の中身を作り
それが復興基本法として成立しました。
また、それにかかる予算案も作れなかったため、
当時、自民党が予算案まで作りました。
予算という資金も、基本法という道具もできたのに
運用のところで民主党政権はあまりに無能すぎました。
それが復興が、除染が、風評被害対策が進まなかった原因です。
民主党は野党に転落してからは
必死に「俺たちは仕事してたんだ」アピールをしていますが、
結果はなにも出ていないどころか、
マイナスの結果ばかりしかないのが事実です。
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