大津市で昨年10月11日、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題で、男子生徒が自殺する2日前、
加害者とされる同級生3人に会うのを恐れ、「登校したくない」と家族に相談していたことが、関係者の証言でわかった。

 滋賀県警もこの証言を把握、男子生徒が同級生らと顔を合わせる学校に行くのを嫌がり、最終的に死を選んだとの見方を強めている。

 関係者によると、男子生徒が自殺する2日前の同9日の日曜に家族と量販店に出かけた際、同級生らと出会わないか不安げに辺りを見回し、
家族に「どういう風にしたら(ずる休みと)わからないように学校を休めるだろうか」と相談したという。

 男子生徒が自宅マンション(14階建て)から飛び降りたのは、祝日の「体育の日」を含む3連休が終わり、
4日ぶりの登校となる11日の火曜の午前8時頃だった。

読売新聞 7月14日(土)9時14分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120713-00001613-yom-soci