維新とは何か? | 護国夢想日記

護国夢想日記

 日々夢みたいな日記を書きます。残念なのは大日本帝国が滅亡した後、後裔である日本国が未だに2等国に甘んじていることでそれを恥じない面々がメデアを賑わしていることです。日本人のDNAがない人達によって権力が握られていることが悔しいことです。

維新とは何か?




 維新とは、天皇御親政への復古である。肇国の宏謨を継ぎ給う王政復古の大精神に出ずることである。倶に天を戴くべからざるものである。



 天孫降臨は、天地開闢の反復である。


 大化の改新は、天孫降臨の反復である。ただし、それは天孫降臨の反復であると同時に天地開闢の反復である。



 建武の中興は、大化の改新の反復である。ただしそれは大化の改新の反復で有ると同時に天孫降臨、天地開闢の反復でもある。



 明治維新は、建武の中興の反復である。ただしそれは建武の中興の反復で有ると同時に大化の改新、天孫降臨、天地開闢の反復でもある。



我が国における真実の改革は、復古であり、反復によって天地開闢に至ることである。




 「国体の本義」の著者は、大化の改新から和気清麻呂による道鏡との戦いまでを長期間にわたる国家革新の基幹と考える。その記述を整理してみる。



1.大化の改新の精神は、聖徳太子が憲法十七条を定め、天皇と官僚、国民の関係を定めたところに源泉がある。



2.中ノ大兄ノ皇子は、孝徳天皇を助けて氏族制度の弊害を打破した。

  これが狭義の大化の改新である。氏族制度とは、古代の社会機構で、氏という血縁によって結ばれた共同体である。氏族は、氏上と氏人から成り立つ。



 氏上とは氏族の長であり、氏人は氏族の構成員である。それ以外に部民と奴隷がいた。


 部民は氏族と血縁上の関係がなく生産業に従事する者で、奴隷も氏族と血縁関係を持たず労働に従事する者だ。部民が独立の戸(家)を持っていたのに対し、奴隷は戸を持たず、氏族の主家に寄宿していた。



 氏族に依る人民所有、土地所有が国体を弱体化するという危機意識から大化の改新が行われた。(この改新においては、支那の王道思想を採り、隋唐の制度が参酌され、有力なる氏族の人民私有・土地兼併等の弊害、殊に蘇我氏の僭上を除き給うた)。



3.推古天皇によって官位十二階が定められ、官僚秩序が整った。これによって天皇中心の官僚秩序が形成された。



4.こうして大化の改新の基礎が定まったのであるが、称徳(孝謙)天皇(女帝)の時代に僧侶の道鏡が、国政に大きな影響を及ぼすようになる。



 道鏡は天皇になろうとする野心を持つが、和気清麻呂がそれを阻止する。宇佐八幡宮神託事件である。



 宇佐美八幡宮事件は、道鏡のように皇統に属さない者が天皇になることはできないという我が国体の原理原則を示した所に大きな意義がある。


 政治、経済、軍事などの権力の世界においてどれだけ大きな力をもっても、権威を獲得することはできないところに我が国体の特徴がある。



5.明治維新は、薩摩、長州、土佐等の尊皇攘夷の勤王の志士達が倒幕運動を行い徳川慶喜が大政奉還し天皇は王政復古の大号令を発した。



   「日本国家の神髄」禁書(国体の本義を読み解く):佐藤優著 ・・・・・・・・引用ここまで・・・・・・・・・・・・・・

 

小生の意見

 

 大阪維新の会は「維新」という意味もわからず名前を用いているように思う。何でも改革すれば維新と思っているようだ。大阪府民や大阪市民は橋下氏に騙されている。



彼は大衆迎合主義者である。教育委員会の問題に対しても最初は世論の様子を見て最後に敵に見立てて大衆の受けを狙ったものである。小泉元首相のように自分で敵を作り抵抗勢力を打ち破る正義の味方を演出した手法を真似して用いている。



 彼の主張する大阪都構想にしても天皇のおられる都が京都であったが、遷都して東京都になった。日本の歴史も知らないで主張しているように見える。日本に他の都は要らない。



維新の会の政策という「維新八策」に天皇・憲法・国防軍・皇室典範は一つもないから戦前に復古する維新とは言えない。



 代りに地方分権や道州制や首相公選制などがあり、狭い国土に道州制等を導入したら国家統治を弱め各州は独立国の様相を呈し国防などの重大問題を解決出来ない。



 首相公選制にして大統領制度を取り入れたら天皇陛下のご存在が危ぶまれる。



 あまりにも歴史を知らなすぎて日本国憲法は熟知しているだろうが戦後体制を脱却しようとする意志が見あたらない。やはり、日本国憲法に洗脳されたままである。



 日本国憲法改正や国軍創設について定見がないらしく自民党が9条改正を唱えるとすぐにツイッターなどで「国民が議論して2年後に国民投票で決定する」などと国民に丸投げして安っぽく無責任である。



 今、国民は民主党が女性宮家擁立しようとしていることに危惧を抱いている。

維新の会は、憲法や皇室について何も考えていないか皇室否定なのかわからない。



 称徳(孝謙)天皇は女性天皇で有り女系天皇ではないが女性宮家を創立すると将来、女性天皇もあり得る。道鏡の例にもあるが皇統に属さない者が天皇になるかも知れない。



 まして外国人や特定の宗教団体員が女性天皇と結婚して天皇になる危険性もある。


 そうなれば125代、2600有余年続いた天壌無窮で万世一系の皇統は途絶え世界最古の世界に誇れる皇室は終焉を迎える。そういう危機間が全くない。



 産経新聞の東京本社の編集長(政治部長)の乾正人氏がラジオのニッポン放送で橋下氏に傾倒しているらしく橋下氏の特集を組むと言っていた。新聞社も儲けが必要であることはわかるけれどこのように新聞が個人の好みで報道されたら人の良い国民はまたころっと騙される。



 一市長を全国的な政治家として取り上げないで欲しい。編集長が私情を挟み報道することは、公正な報道の仕方ではない。



 メデアで持ち上げる人物は怪しいのである。3年前のメデアも政権交代の掛け声で民主党を持ち上げた。自民党の麻生総理がホテルで飲食とか些細なことで揚げ足を取って悪いイメージを与えた。国民は、安倍首相に対しても凄まじい攻撃を加えた朝日新聞の狡猾な報道を忘れてはいない。



民主党の首相や閣僚に対してすごく優しい新聞が多い。国民はメデアの報道に常に懐疑的であることが大事であると思う。



 今日、27日の産経新聞に大阪府市特別顧問の堺屋太一氏が「大阪都成功なら橋下氏は平成の信長に」という見出しでインタビュー記事が載っていた。顧問だから持ちあげているのだろうがまあ勝手に持ち上げていればいい。



 しかし、政治家にリーダーがいないと言われるが、本当にそうであろうか。

 

 尊皇愛国の保守議員がたくさんいる。例えば立ち上がれ日本の平沼赳夫議員、自民党の創生日本の安倍晋三議員、西田昌司議員、稲田朋美議員や西村真悟元議員がおる。


 大阪市民は尊皇愛国者の西村議員を当選させなかった。大阪の民度は低いのである。マスコミで取り上げないから日が当たらないだけである。現在の政治家にもリーダーに相応しい人物が多いのである。



 政治家は勉強していただきたい。日本の歴史、神話、教育勅語、国体の本義、大日本帝國憲法の5点セットである。民主党議員に国体とは何かと聞いて見るがいい。多分答えられないだろう。

或いは国民体育大会と答える猛者もいるかも知れない。



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