1. "The Ballad Of Peter Pumpkinhead"
本日の夕喰直後に,XTCの"Nonsuch"なんぞを久々に聴いておりましたら,ちらちら問いただす声と現象が,旅の御方(京都市東山区を基本とするが,場合によっては長崎県長崎市も有)から幽きノイズとともに寄せられたような気がしたのです。
よく「病は木から」などと申しますが,かつて1970年代中盤に一世を風靡した諺に《米押しダルマ》があるという話を,最近になって嘗て山口県下関市に在住しておった旅の御方から聴いたような気がしたのですが,断言は出来兼ねます。
明石さん(1975年頃)
"Nonsuch"の1曲目は,言うまでもなく"The Ballad Of Peter Pumpkinhead"『南瓜頭』です。
実は嘗て以下のような言説を記したことがおます。
2. 『南瓜頭』
この言説を記した9年前には気が付いていなかったのですが,本日唐突に気が付いたがです。
それは,"Nonsuch"の1曲目が『南瓜頭』ということに他ならぬのですが,よくよく考えてみますと,その前々作の"Skylarking"をプロデュースして,アンディ・パートリッジといろいろと揉め事があったよと思われる人物であるトッド・ラングレンのニックネームが「玉葱頭」であったことに今更ながら,思い至ったったのです。
つまりは,件の『南瓜頭』というタイトルは,明らかに「玉葱頭」のトッド・ラングレンへのあてつけではないかなどと思うたのですが,全くもって確証はありませぬ。
ここで敢えて式化するならば,Pumpkinhead>>>>Onionheadとでもなりましょうか?
国見さん(1972年頃・三条大橋東詰)
ただし,以前にも書きましたが,この『南瓜頭』の金剛摩尼宝頂楼閣級に突き抜けた解放感は,おそらくは,"Skylarking"での鬱屈感を完璧に雲散霧消させることが出来たことの象徴なのではないかなどと思っても,強ち的外れではないと考える次第です。
旅の御方を含めた複数の人々が,嘗て長崎港から《鯛釣り船に》乗船しジョルジョルイカの猟に向かっていたことがあったかどうかは詳らかではありませぬ。ただ,このときもしかすると,鯛(ジョルジョルイカ)は釣れてもイカ(タイ)は釣れなかった可能性があるとの不確かな情報を得ておった可能性があるとのことです。
3. 大和三山と秋分の日の縁起
Sancantionは,8月の中旬から,"Ashes to Ashes"『灰から灰へ』[Scary Monsters](デヴィッド・ボウイ)と"Sky Saw"『ノコギリ波〜空〜』[Another Green World](ブライアン・イーノ)のカヴァー・ヴァージョンの制作に取り組んでおりました。
『緑の大日如来』の一例
最近,折に触れて気になるのは,もう一つの別の宇宙(所謂一つの『緑の大日如来』)のことなのですが,何かの拍子にもう一つの別の宇宙(緑世界)に行ける方法などございましたら,是非是非ご教授願えればなどと,僭越ながら思う次第です。
ただ,おそらく猫の皆々様は,太古の昔から,もう一つの別の宇宙(所謂一つの『緑の大日如来』)のことを知っておって,例えば深夜に開かれる秘密集会の折などには,この宇宙ともう一つの別の宇宙の間を自在に行き来しておるのではないか,などと想像しておる次第でごわす。
『灰から灰へ』の一例