『アフリカの印象 II』3曲め「西表島の夕べ」についての言説 | 【喰(SHOKU)レーベル】アルバムリリース情報!

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Sancantionが2017年の夏季に発売した,七枚目のスタディオ・レコーディングによるアルバム『アフリカの印象 II』"impressions d'afrique II"の3曲めは,「西表島の夕べ」"Sera di Iriomotejima"という楽曲になります。

 

この曲の制作方法は,他のSancantionの曲と異なり,ギターとベースに関しては,ソフトウェア音源ではなく,楽器それ自体が,それぞれ使われております。

 

ベースは,Danelectroの所謂ロングホーン・ベースが使用されました。

 

ギターは,Line6のVariaxの所謂モデリング・ギターが使用されました。

 

このギター,エレクトリックはさほどのものではありませんが,アコースティックや12弦は,なかなか使えます。

また,バンジョーやシタールなども「とてたま」です。

 

 

12弦ギターは一度たりとも,実機を弾いたことも触ったことすらないのですが,このモデリング・ギターの12弦を弾いておりますと,なかなか「気持ちよ!」かです。

 

この曲に特徴的なことは,もう1点ありまして,だいぶ以前西表島に設置されていたと思われるマイクが捉えた現地の環境音が,効果音として散りばめられていることです。

 

実は,その音の中で深夜に捉えられた音がありまして,その音が「とてたま」に気になるのです。

 

というのも,あたかも地軸の傾きの奥底から響きまくって来るかの如き,分散和音がとてつもない強度で,こちらに向かって迫って来るからなのです。

 

従いまして,アフリカと西表島の関係について再度熟慮いたします。

 

ひょっとして,ひょっとすると,レーモン・ルーセルが,「アフリカの印象」として書いたロケーションは,アフリカではなく,実は西表島であったという落ちはいかがでありましょうか?,奥さん!

 

ところで,最近わたくしが最も心弾かれた漫画作品は,この「ヴァンピアーズ」という作品でございまする。

 

 

でもって,こちらに,「西表島の夕べ」"Sera di Iriomotejima"へのリンクを貼らさせていただきます。

 

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