本を読むのは苦手だったがお笑いが大好きなので昔から芸人本だけは沢山読んできた。


本当は尊敬している先輩とお近づきになりその方の考えている話をききたい。
飲ませていただいている先輩から芸人論人生論は聞かせていただいて勉強させて貰っているが数限られている。
大御所、事務所が違う先輩等沢山の方々の考えている事を知りたい。
芸人本はありがたい。
その方が思っている心の中を一緒に飲みに行かずして知る事が出来る。


今回読ませて貰ったのはこちら

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レイザーラモンRGさん著
『人生はあるあるである』

RGさんとはTHEMANZAI2014認定漫才師特番の収録等でご一緒させていただき、収録でも大部屋の楽屋でもずっとボケて尚且つ後輩にも優しく接して頂き、いつも笑いが絶えなかった。そして僕達がワイルドカードから敗者復活させて貰った時に「負けた俺らの気持ちも持っていってくれ」とRGさんが付けていた認定漫才師のバッチを渡してくた。
そして出番終わりでワイルドカードの楽屋に戻ってきた僕らを、ライバルだったのにもかかわらず拍手で迎えてくれて、ネタではなく思わず言っていた「正解だぁ」というワードを何度もいじっていただいた。本当に嬉しかったし本当に心より尊敬出来る人だと思った。



この本はそんなRGさんの人柄と生き様、芸人としての生き方、あるあるの素晴らしさ教えて貰える。RGさんの名言は勿論、RGさんが感銘受けた言葉も書かれている。話の前後などあっての言葉だが、心打たれた言葉いくつか紹介させていただきます。



・逆境あるある…人間を成長させがち


・「何かおもいついたら絶対やった方がいい」「お客さんや周りの人に尽くせ」結果より意気込みに人は心動かされることがあるし、可能性の扉を開いてくれるはずだ


・アンガールズ田中さんの言葉「芸能界で大事なのは何か」と尋ねられ「かわいげ」と答えていた


・ピース又吉さんの言葉「面白くない本はない」又吉は本の「面白いところ」を見つけようとしているそうだ。人にも良いところと悪いところが絶対あるのだ。


・己をしるためには、少しでも好きかもと思ったものをトコトン追求してみるといいと思う


・品川さん「厄年、いいじゃない」


・NBA選手レブロン・ジェームズ「成績が低迷している時は、いろんな人がああしろこうしろと言ってくる。でもそれにはあえて耳を貸さないほうがいい。今は何かひとつ信じたらそれだけをやれ。」

・例えばお客さんに媚びて媚びて媚びまくって今風なネタをしようとも、自分らしさというクセのある調味料…ナンプラーでもいい、ニンニクでもいい最後にそれを加えて世に出す!

・小藪さんの言葉「お笑い業界は『面白い』だけでつながっていないとバランスがおかしくなる」

・舞台が整わないと何も始められないと思っているひとがいるかもしれないが、そんなことはない。何かを始めたくても、まだ実力が足りないからはじめられない。そんなふうに考えて尻込みしてしまわずに、まず、やる。やらなきゃわからないことばかりだ。やれることからやればいい。これが僕の考え方だ。

・キムタクが雑誌で言っていた言葉「真面目が1番かっこいいよ」それはもう遊びでもなんでもだ。遊びも仕事も全部真面目がいちばんかっこいい。それを今、僕はかみしめている。

・「人生の伏線」あるある…回収した時感激しがち



M-1グランプリ2016敗退して、芸歴制限の為もう参加出来なくなり、もう一度お笑いについて深く考えるようになっていたこの頃。気持ちを奮い立たせてくれる部分が沢山あったり、自分が信念にしていた「真面目に」「思いついたものは発表する」という事が書かれていたので自信が持てたりRGさんのこの本に出会えて本当に良かった。
そして地元熊本の事、家族の事、ますますRGさんの事を尊敬し大好きになった。本だけではなく是非本人の口から色々お話聞ける日が来るように、まだまだ種を蒔き、そして今までの人生で蒔いた伏線を次々回収していきたいと思った。


読み終わりにテレビで中学生の前で「なんこつあるある」言ってポカンとされているRGさんを見て爆笑させて貰った。

本当に最高な方だ。




「人生はあるあるである」読み終わった人あるある…
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これやりがち。


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