三年間出勤した
立ち食い蕎麦屋のアルバイト
昨日無事辞めました。
前ここで
辞める宣言したのですが
遂にその日がやってきました。
バイト仲間の中国人が少し悲しい顔していたのがちょっと嬉しかったりしました。
そして野菜を運んでくる八百屋の兄ちゃんには
「またテレビで見られるの楽しみにしてます、頑張ってください」の言葉
天ぷらを運んでくる天ぷら屋の兄貴には
「最後のこれ」
と言って
大量のエロDVDをいただきました。
最後のこれという事はちょくちょく
兄貴のお下がりDVDを頂いていました。
天ぷら屋の兄貴とは
俺が天ぷらをうつしかえる3分くらいの時間いつもコミュニケーション取らせていただきました。
DVDの受け渡し、テラスハウスの感想、週刊誌のゴシップについて、ニュースの話等。
こんなやり取りが早朝6時新宿東口の地下で繰り広げられていたのです。
そして最後の日の最後のやり取りは
兄貴「ど根性ガエル実写版ドラマの予告編みたけどあのカエル全然違和感ないですねー」
俺 「そうですよねー!日本のCGの技術すごいっすよねー」
兄貴 「じゃ、お疲れ様でしたー」
俺 「お疲れ様でしたー」
三年間で仲良くなった人との最後の会話です。
勿論お互いこれ以上の関係にならないと思っているので連絡先等交換しません。
色々思いを馳せながら
というか
今後の事を考えながら営業していたら
あっという間に
その時が来ました。
最後は酔っぱらいの冷やし梅おろしそばを提供しました。
タイムカードを押して
綺麗さっぱり
バイト生活から別れを告げ
店を出るとき
前からお客さんが入ってきて
反射的に「いらっしゃいませー」
といってしまいました。
もう辞めた店なのに
習慣ってこわいですね。
しかし
もう人生でいらっしゃいませーを言う事は漫才の中以外ではないと思います。
生活の為と思ってやっていました。
バイトも芸の肥やしと思ってやっていました。
しかし
現状お笑い芸人としてうれていません。
バイトしながらの芸人パターンはもう試したので
次はバイトなしでギリギリの
芸人パターンをやってみたいと思います。
バイトやっていたことも
辞めることも後悔してませんし
しません。
確かにあそこに俺がいて
色んな人間関係、お笑いだけやっていても自分が関わる事のなかった人達に会えた事、経験によって今の自分が作られました。
今後の糧になったと思ってます。
今自分がやるべきこと
今逃したら出来ない事。
後悔しないために。
これから沢山ふざけたいと思います。
と
ブログで真面目に語りがちの
高倉でした。
入館証返すので写真とりました。
三年前わかかったな。