後半一発目は
山本しろうさん。
しろうさんのオリジナルソング歴は長い。10年くらい前にしろうさんの家に勝手に入るというライブの企画で他の芸人がしろうさんが自分でオリジナルソングを吹き込んだカセットを発見。
最初は隠していたがそれ以来自らことあるごとにオリジナルソングを発表している。
芸人の中でしろうさんの歌のファンは多い。
俺もそのファンの一人。
今回うたっていたのは、「彼女が欲しい」歌や、「ロンドンブリッジの屋上で君がくれた赤い柄」というサビのファンにはお馴染みの曲や、「僕が眠れば君は起きる」というような歌詞が入った演歌、「津々浦々」というタイトルの雨が降っていないことを強調するうた等。
決してギターや歌がうまいわけではないのだが
メロディラインが良く
しろうさんの優しいが狂気的な世界観が溢れ出ていてずっと聞いていられる。 最強の下手ウマ天才肌。
その日一番の盛り上がりだったのではないかな。
しろう節を堪能したあとは俺の出番!!
高倉陵
楽器ひけないからあまりオリジナルソング持っているイメージがないと言われるが
三拍子の「リハビリテーション武道館への道」という隔月ライブで
武道館へ行くためにはヒット曲が必要!とか言って自分がボーカルでプロの方達にバックをやってもらってKubo'zというバンドを組んでいた。
今回はそのころからギターをやってもらっている
手賀沼ジュンさんにギター演奏お願いした。
曲は
1.『ラナウェイ』
「チャックのヒモで頭をたたく」という意味のわからない歌詞のうた。
夢でみたPVを朝起きて書き起こしたので夢っぽいフレーズ満載。kubo'zのファーストシングル
2.『ベルク』
この日の為の新曲。バイト先から見える隣の店の女の子が可愛いという歌。ほのぼのした歌だが衝撃的な結末が。
3.『I like a secret market 』
新曲。前編英語の歌詞。繰り返し歌われる謎の英文。
4.『そういう人』
新曲。思い切り服が濡れているそう思って見ていたら、それは服が濡れているんじゃなくそういう柄でした。このような勘違いを永遠とうたう歌。
5.『USAsong』
Kubo'zの4thシングル。オバマが就任してアメリカが盛り上がっていた時に作った。日本人からみたアメリカ人のイメージを歌にしたノリノリのナンバー。
この5曲。
いやー
めちゃくちゃ気持ちが良かったね。
またバンドでやってみたくなったよ。
Kubo'zでやっていた時のキーボードの人もみに来てくれていてやってくれるといっていたので次回はキーボードもいるかも。
しかしやっぱりあれだね、ステージでなんかやるときって笑いがないと不安だね。
基本笑顔でみてくれていたけど笑いがない部分があってドキドキしちゃった。
自分の出番が終わりほっとして次は
増谷キートンさん
キュートンや鬼奴さんとのユニット、デーモン閣下パフォーマンスでお馴染みキートンさん、テレビをみていて好きだったので今回出ていただけて本当に光栄だった。
架空のシンガーソングライターのつくしんぼで登場して「戦争を知らない子供達」熱唱から始まり、クリスマスの歌、キン〇マの歌。そしてキートンさんに戻り彼女にフラれた歌。これがすごい。お客さんにMDのトラックを選ばせてかかった伴奏で歌い出す。中々伝えずらいがかなり面白くて横で腹かかえて笑った。そして最後はキン〇マのアンサーソングでしめる。
さすがでした。
そして
OSMG大トリは
どぶろっく
オリジナルソング持っている芸人としては一番知名度が高いんじゃないかな。出てきた時点で風格があり真打ち登場感が出ていた。
最初はお馴染みの「おんなっつーのは」のやつ。これに英語バージョン、ハングルバージョンが加わってさらに面白かった。そして卒業式の時に勇気を出してパンツがみたいと言うという歌、ミュージシャンみたいだからもっとふざけたほうがいいという歌、めちゃくちゃ面白いオリジナルソングをドンドン披露してくれた。なんせ歌がずば抜けてうまく二人のハーモニーが綺麗、綺麗な歌声で下ネタうたったらもうね、ヤバイでしょ!!
でも爆笑歌の合間に一曲「梅干しの種のなかの白い部分」という今の自分の現状、光るものがあると信じて行くというとても熱い歌が入ってきた。
めちゃくちゃいい曲で
危なく泣きそうになった。
ふざけていた人が真剣にうたうといいよね。
この手法は勉強になった。
でも最後は
やっぱり「パンティのライン」で笑いでしめる。
もう素晴らしすぎる。
さすがの大トリでした。
全組終了したのが22時半くらい。
たっぷりやりました。
エンディングは
全員出演でしろうさんのオリジナルソング「ナプキンの女」をうたって終了。
ギターを全員持っているからステージが狭い狭い。
大盛況のなか幕を閉じる。
一部下ネタが多くて
SSMG~下ネタソング持っている芸人の夕べ~になってしまっていて苦手な方にはお聴き苦しいとこもあったと思うが
終わったあと
みんなで
やっぱり芸人はいきつくとこは一緒だなという話になった。
格好つけたいから歌をうたい、笑わせたいからギャグをいれる、普段思っていることを主張→下ネタ。
考えることが中学生。
中学生の脳ミソをステージで形にして出来るって
本当に楽しい。
しかも大人だからお酒も入るし。
普段のライブでは出来ないが、思い付いた歌を頭の中で終わらせるのではなく発表して成仏させてあげれるこのライブは最高のエクスタシーでした。
出演者側もお客さん側もまたやってくれという意見が多かったので
2回目もあると思います。
このブログみて興味もったかた
そのときは是非。