『真・異種格闘大戦 地上最強の生物決定トーナメント』全10巻

著者 相原コージ

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人類で一番強い男が決定した所から物語は始まる。その男が得体の知れないチンパンジーに連れていかれるが、その連れて行かれた場所がなんと、地上最強の生物を決める全動物のトーナメント戦いが行われるスタジアム。

もうこの設定の時点で
たまらなく面白い。

中学生のときに一番強い格闘技は何かと話していて盛り上がった事があった。当時は相撲で話がまとまったがその間の相撲対剣道とか話ているのが面白かった覚えがある。
芸人になってからも
格闘技以外の職業も参加するという異種格闘技の話を後輩とトーナメントを作って5時間くらいマックで戦わせた事があった。
その中の戦いを抜粋して音ネタとして単独ライブでやった事もある。(ベテランタクシードライバーVSカリスマ美容師)

それくらい
その手のモノが好きな人間なので

動物まで広げたこの究極のもしもシリーズの漫画を買わない訳にはいかなかった。


しかも作者は想像やキャラクター設定だけではなく
動物の習性等あらゆる動物に関する本を読んでから描いているので
上っ面じゃなく深い所まで掘り下げて戦わせてくれる。

読んでいてちょっとした動物の雑学も知ることができる。

そして
人間に格闘技の弟子入りしたゴリラや動物界に革命を起こそうとしているゼブラ等それぞれの動物のサイドストーリーにも感情移入して入り混んでみてしまう。

全巻そうだが特に最終巻の10巻は食物連鎖のしくみと重要性、生きる力、信じる力等様々なメッセージが伝わってくる。

それでいて基本ギャグ漫画なので所々動物ギャグがちりばめられているので
くささが一切感じないからいい。

漫画でしか表現できない最高のエンターテイメントを見たきがした。

超面白いよ。

ちなみに
真・異種格闘大戦・地上最強の生物決定トーナメント参加メンバーはこちら

ライオン、マウンテンゴリラ、トラ、インドサイ、カバ、アフリカゾウ、ヒクイドリ、アナコンダ、クズリ、オオカミ、ナイルワニ、シマウマ、イヌ、ヒグマ、スイギュウ、ヒト、ホジラ、コモドオオトカゲ

さて優勝は…?


★★★★★