その土曜日、7時58分
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製作年： 2007年
製作国： アメリカ
収録時間： 117分
出演者： フィリップ・シーモア・ホフマン イーサン・ホーク マリサ・トメイ アルバート・フィニー
監督： シドニー・ルメット
製作： ウィリアム・S・ギルモア
脚本： ケリー・マスターソン
＜ストーリー＞
ニューヨーク。一見、誰もがうらやむ優雅な暮らしをしていた会計士のアンディは、離婚し娘の養育費もまともに払えない弟ハンクに禁断の企てを持ちかける。
それは、実の両親が営む宝石店への強盗計画だった。その土曜日、7時58分。
最悪の誤算を引き金に、次々にあらわになる家族の真実。そして、急速に追い詰められていく2人の運命は…？もう、元には戻れない…
＜おすすめ理由＞
いや～、面白かった！
世の中、どんなに緻密に練った計画でも思惑通りにはいかない・・・・
それを家族愛、強盗、罪と罰を題材としてメガトン級のインパクトをくれた作品が
その土曜日、7時58分という作品なのだ。
知らない人からすると何の日時？って思いますよね！
ま～強盗を実行する日程がタイトルなんですが、要はその出来事が全ての歯車を
狂わせてしまったという事なんですね！！(ﾉﾟοﾟ)ﾉ
基本的には、金に困った兄弟が強盗という形でもの凄いスピードで悲劇的に話が展開していくんだが、「追い詰められた人間が足掻けば足掻くほどコレほどまでに醜い醜態をさらすことになるか！」というのをまざまざと見せ付けてくれた作品だ！！！
ドラッグ中毒で女と金に困った長男役のフィリップ・シーモア・ホフマンの切羽詰っていく演技は物語を面白くしてくれるし、それと弟役のイーサンホークのトッポイ演技にも注目だ！！
強盗シーンはまるで心拍数が聞こえてくるほどの緊張感があるしΣ(ﾟдﾟ;)、思い通りにいかないアンディ役の苛立ちの演技も見ててリアルを感じさせてくれる名演技だ！
それに長男と父親の確執がとても辛く切なく胸にズシンっと重く響く内容にもなっているのが見所だ。
しかしラストにはあんな結果になろうとは・・・・・Σ(ﾟдﾟ;)
過激とシリアスが、うま～く融合してるからストーリー展開も小気味いいテンポで全く飽きなかった！！！ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
とてもよくできている人間模様や喜怒哀楽の演技が
よくある強盗映画やヒューマン映画とは逸脱している！
母親が強盗犯に・・・
ラストに父が・・・
弟がうっかり・・・
兄が計画を立てるが・・・
詳しく書いちゃうとネタばれになるので書きませんが、(ﾉω･､)
衝撃的な結末に観終わった後は、ちょっと切ない余韻に浸る事になるかもしれません・・・、
だけども、心に沁みる傑作映画になることは間違いないだろうと思う。
ただし、とてもネガティブな作品ではある事は間違いないので、落ち込んでいる時に観ると
凹み具合もさらに倍率ドンになる可能性もあるので要注意！！
・最近、家族とうまくいってない人
・アンハッピーエンドが好ましい人
・ストーリー重視の作品が好きな人
このような方に本作はピッタリかと思います！！！
是非、オススメです！！
＜好きなシーン＞
・強盗シーン（そんなはずでは！）
・父親が長男アンディをビンタするシーン（悲しいやり取り。）
・長男アンディーが徐々に凶暴になり愛人を・・・のシーン（観てて心が痛む！）
・ラストに父親が病院とった行動のシーン（きっと辛いだろうな！）
他にも見どころ満載！お勧めシーンがあれば教えてください！
