NHK BS で放送 されている世界のトップニュースに
マイケル・アカティア氏の
「マイケルが見た!ニューヨークのいま」があります。今朝はそのコーナーで優しい心に触れるニュースがありました。コミュニティ冷蔵庫というもの、の紹介です。
コミュニティ冷蔵庫の存在、今まで知りませんでした。
もともとは食品ロスを改善するために考えられたそうです。
調べてみるとイギリスやアメリカではロスでも数年前から起こっている活動のようです。
今回紹介されたサデウス・アンプスター氏の言葉のひとことひとことが
思いやりに満ちたもので感動しました。
「ニューヨークで今は20箇所に設置されているコミュニティ冷蔵庫です。
食料品のやり取りを通してコミュニティの繋がりも築けています。
パンデミックがきっかけでコミュニティ冷蔵庫が広まりました。
本来、アメリカは個人主義で、すべてが自己責任という考えがあります。
しかし、今回、誰もが困難に直面し、支えあう風潮が強まったと思います。
パンデミックで失業したのは誰のせいでもないのですから。
助け合いは大事です。
この活動は裕福な人が貧しい人を助ける慈善事業とは違います。
コミュニティの人たちがお互いに助け合い、対等な関係で出来ることを行う。
これからは人間関係を重視した分かち合う社会になると思います。
摩天楼の高さを競うような社会ではなく思いやりの気持ちを大切にしてほしい。
冷蔵庫が荒らされることはありません。
最初は食べ物が無くなることを恐れて独り占めする人もいました。
しかしそんな人たちも毎日、食料が補充されることがわかると考え方が変わりました。
取りすぎを禁止しなくても独り占めは起きなくなります。より優しい社会になりますね。
mutual aid ( 相互扶助) 政府や慈善団体に頼らずコミュニティで助け合う。
4人にひとり、食べ物が手に入らない不安を抱えていると言われています。
アメリカの考え方に、ちゃんとやれば成功できる、というものがありますが、
ちゃんとやってもダメなことだってあるんだ、ということ。
社会的、政治的にチェンジする時期かもしれませんね。」
ほぼこんな内容でした。(録画していたのでメモできました^^)
このニュースから大切なことに気づかされました。
※調べていたら別のサイトでこんな紹介記事も見つけました。
関わっている方々のコメント、表情が素晴らしくさわやかなです!
先日、ご紹介したRegular Heroesの方々にも共通する印象でした。