今では「歌のおねえさん、おにいさん」は子どもたちだけでなく
ママやパパたちにも人気ですが。
かつて終戦直後に、
歌のおばさん・・・と言う名称のもと
子ども向けの歌を広められた歌手がいらっしゃいました。
終戦直後の流行歌では子どもたちの歌唱にふさわしくない・・・と、
子どもの音楽教育のために活躍された方々。
作詞作曲者には、
まどみちおさん、團伊玖磨さん、サトウハチローさん、中田喜直さん、坂田寛夫さん、
大中恩さん、芥川也寸志さん・・等々、音楽界の重鎮と言われる方々が関わってらっしゃいます。
歌っていらっしゃるのは
松田トシさん、安西愛子さんです。
当時はラジオ番組だったそうです。
30代前半だったお二人に「おばさん」はちょっと・・・と、抵抗もあったそうですが、
長寿番組にしたかった製作スタッフの思いから
「おばさん」の方が親しまれる・・と、決まったとのこと。
子ども向け歌番組にはこんな歴史があったのですね。
動画では3曲目に「おててをあらいましょう」
という歌がありますが、
この曲だけ
短調のメロディです・・・ちょっと不思議。