おはようございます
そろそろ梅雨入りかなー傘



昨日、息子達をお迎えに行った時のこと。
上の息子がニコニコと絵を描いて遊んでいる姿が見え、それを尻目に先に下の息子の教室へお迎え。
そして上の息子の教室へお迎えに行くと、さっきまでニコニコ顔だったはずの息子が泣いてる…

しかも唇を噛みしめ堪えるように
『うっ…  うっ…  』と。

そして私と目が合うと『おかあさーんーーーえーん』と大粒の涙。

近くにいた先生も私も訳がわからず『どうした?何があったの??話してみて?』と言うと、泣いた訳を説明してくれました。
  
どうやら、お絵描きをしていて私がお迎えに来たので片付けようとしたところ、園用の落書き帳?ノート?に描いていた為か(未だにそこはよくわからない)描いていた絵は園に置いとくように言われた様。で、そこまで話してまたまた大粒の涙を流しながら息子、


『おとうさんに みせたかったあぁぁぁぁぁえーん』と。

あぁ…そっかそっか。おとうさんに見せたかったのか…。だから園に置いて帰る様に言われて、見せられないと悲しくなったんだね。

実はこの前日も園でおとうさんに絵を描いて持って帰ってきた息子。私が『うわぁ〜上手に描けたねえ〜!きっとお父さん、お空でビックリして喜んでるよ〜おねがいと言うと、『えぇ、そうかなあ??照れ』と凄く嬉しそうにしてたんです。だからまたお父さんを喜ばせたくて描いたんだね。

そして先生も『そうだったんだね〜ごめんごめん、じゃあ持って帰ってね〜』と言ってくださり無事に解決◎

そして帰りの車の中、息子が言いました。
『おとうさん、よろこんでくれるかなあ??もしかしたら、◯◯くん(←自分)じょうずだねぇっていって、おそらからかえってくるかもしれないねえ?』と。

すぐには言葉が出てきませんでした。

息子はきっとわかってはいるはずなんです。もう2度と帰ってこない、来られないという事を。それでもやっぱりもしかしたらって。

それは私も同じです。

わかってます、わかってるんですは亡くなった事。もう体もない事も。帰ってくる訳がないんです。それでも思っちゃうんです。
もしかしたらって。

だから息子の気持ちは誰よりも痛い程わかる。
そしてそんな気持ちが悲しく悔しくもあり、どこか嬉しくもあり…。
息子の中でこんなにもおとうさんの存在は大きいんだなぁ…と。そしてその想いが嬉しいんです。

私『そうだね〜、もし帰って来られなくてもお空で凄く喜んでると思うよ〜。だからまた描いてあげてね!』そう返す事しか出来ませんでしたが、息子は『うん!わかった!爆笑』と言ってくれました。






 家に着くと、真っ先にこの絵を夫の遺影の前に起き『これはオムライスだよ〜じょうずでしょ?』と話しかけていました。
私がよくによく作っていたオムライスエビフライを描いたそうです。だから食いしん坊だったおとうさんが食べに帰って来ると思ったのかな…??





夫、見てる??
息子はまだまだ毎日あなたを想ってるよ。嬉しいね。
…けど、その分辛いね。

夢に出てきてあげて。そして沢山沢山褒めてあげてね。