かわいいは正義。
でも、かわいいに騙されてはいけない。
でも、でも、かわいいは最強
てなわけで、最近「ちいかわ」を読んでハマったikoikoです。
何を見ても、何を聞いても、もうちいかわにしか見えない。
重症です・・・。
そんなわけで、学校で子供たちに触れているとみんながちいかわ。
舌が出ていつもニコニコしている子、
言葉少ないけど優しい子、
食いしん坊な子、
自分の可愛さを押し売りしてくる子、
色々なものをくれる子、
前触れもなく「なんでやねん」と突っ込んでくる子・・・。
私が何かに触れるたびに「ちいかわじゃないか!」というと、
わが娘は冷めた目で私を見ます。。。
ちいかわを教えてくれたのは娘なのにー。
今日のうちのクラスのちいかわは、こだわり発動。
S君は、やりたいことができなくて、大泣き。
絵に描いたように、わあああああ~~~ん!!!と泣いて、
泣きやんで、また泣いて。
つられ泣きしちゃう子まで出てきてカオス。
慰めてくれる子までとばっちり。
昔の私だったら、この状況をどうにかしなくちゃと焦ってしまってたけど、
今は子供一人一人の特性も解ってきているので、様子見。
パニック泣きの原因もわかるし、切り替わるだろう予測もできる。
周りの子供のケアをしながら、S君にタイミングを見て声掛け。
ハンガーストライキを演じるS君。
声が小さくなったところで、状況や気持ちを言語化。
「そろそろ大丈夫かな?」
と聞くと、コクンとうなずいてご機嫌になった
モリモリ給食を食べる!
S君は、通常級で不適応を起こして特別支援学級に来た子。
こだわりが強く、気持ちの切り替えが難しい子だった。
自分の気持ちを表現する術を知らないまま大きくなってしまっていた。
それが、泣く・暴力・暴言だけではなく、自分なりの言葉で言うことができるようになってきた。
うまくいったのは、おうちの人の協力のおかげ。
私の話をまっすぐに受け止めて、一緒に考え行動してくれた。
担任なんて、全然力弱いの。
ママってすごいの。
そして、かわいいは最強。
彼らはそれをよく理解していて、武器にしている。
ニコっと笑ったり、ウルウルして泣いたり、甘えてきたり。
かわいいから何とかしてあげたい。
でも、騙されてはいけない。
擬態型かもしれない。(子供はすぐに大きくなるよー)
そんな、キャラの濃いちいさくてかわいいやつらに囲まれています。
ちいかわ、だいすきです。