入院前のpcr検査や心電図、肺のレントゲンをクリア。

仕事は残業を重ね、成績を付けられるところまでつけ、授業計画とその準備をし、引継ぎ。

授業をしていると、楽しくて涙が出る。

この時間の愛おしさ。

顔は笑っているのに涙が出る。

特別支援のコーディネーターもしているので、関わる子どもたちのフォローもできるところまでやり、授業参観の翌々日に入院した。

いよいよ入院当日。

入院手続きを終え、担当看護師と事務の方と薬剤師、麻酔科そして最後に主治医の説明を聞く。

その合間にしこり部分のマーキングを超音波でつける。

↑こんな感じ。

何回もプローブや金属棒のようなものを当てて確認していた。

私は乳頭にかぶる位置で、乳首はなくなると覚悟した。

【看護師からの説明。】

・前日夜から食事制限がある。

・当日朝、手術室に自分で行き、点滴によって全身麻酔を行う。

・手術後はナースステーションの横で一泊。絶食。次の日から全粥。

・朝は血栓予防ストッキングと浴衣で手術室に行く。

【事務の説明】

・病棟内の案内とシャワーの予約の仕方。

【薬剤師】

・毎日服薬している薬の確認。お薬手帳のコピー渡す。

【麻酔科の説明】

・当日朝、手術室に自分で行き、点滴によって全身麻酔を行う。

・眠り薬は１分くらいで効く。

・手術は３時間くらい。

・術後は目が覚めるまで声をかけるので、反応あったら気管挿管とる。

・薬を止めて１０分くらいで目が覚める。

・痛み止めを入れる。

【主治医の説明】

・術式は部分切除。

　→私は全摘だと思っていたから決められていてびっくり。

・部分切除断面のがん細胞があるかのチェックは２回まで。

・乳房を４分の１取ると形が維持できないから、その時点で全摘する。

・リンパ節は手術当日朝、放射性物質が入った注射を乳頭付近に１ｃｃする。手術中に棒のようなものをかざすと反応があるので、初めのリンパ節を切って検査する。

・浸潤していたらホルモン剤。副作用は更年期障害のようなもの。

・放射線治療は翌月から。月曜日から金曜日まで毎日通って以前は２５回だったけど、２０回程度やる。副作用は表面がやけどのようになることと、肺炎、気持ち悪くなることがある。

・・・そんなわけで、入院１日目は結構バタバタ。

楽しみにしていたお食事は、持病のある私のために

カロリーコントロール食。

薄味で、品数が多くて、温かい。

ありがたい。

誰かに作ってもらう食事を３食食べられるなんて贅沢。

感謝感謝。

夜は眠剤とセンノシド（下剤）を飲んで、ホットアイマスクとノイズキャンセルのイヤホンをして眠った。

次は手術。

乳がん⑧入院１日目